運命的に実現！宮尾　２年ぶり世界戦「必ずチャンピオンに」

ＷＢＡ女子世界アトム級暫定王座決定戦   同級３位・宮尾綾香≪１０回戦≫同級８位・池山直 （ 2018年11月20日    後楽園ホール ）

＜ＷＢＡ女子世界アトム級暫定王座決定戦＞前日計量を一発パスした池山直（左）と宮尾綾香
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　調印式と前日計量が行われ、元ＷＢＡ同級王者の宮尾、前ＷＢＯ同級王者の池山ともに一発クリアした。宮尾にとっては右膝前十字じん帯を断裂した１６年１２月の池山戦以来、２年ぶりとなる世界戦。「ボクシングができない時期も、また世界チャンピオンになることばかり考えていた。明日は必ずチャンピオンになります」と宣言した。

　日常生活だけなら必要なかった手術を受け、つらいリハビリにも耐えた。本来は王者アラルコン（メキシコ）に挑戦するはずだったが、王者のケガのため暫定王座決定戦が設定され、運命的な池山との再戦が実現。「リベンジして、過去を清算して、新たな一歩を踏み出したい」と誓っていた。