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ボクシング プロ&アマが初の公式会合 五輪競技存続へ「協力していく関係が築けた」

[ 2018年11月20日 16:45 ]

<ボクシングプロアマ協議会>記者会見前に、会話を交わす一般社団法人日本ボクシング連盟の内田会長(左)と日本プロボクシング協会の渡辺会長(撮影・木村 揚輔)
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 ボクシングのプロとアマチュアが協力体制を構築するため、アマを統括する日本ボクシング連盟と日本プロボクシング協会(JPBA)が20日、都内で初の公式会合を開いた。

 会合後の会見でJPBAの渡辺均会長は「歴史的な日になった。プロアマが協力していく関係が築けた」と述べ「早速、ボクシングを盛り上げようということで、きょう(20日)の女子の興行から(五輪競技存続の)署名活動をスタートさせたい」と明かした。日本連盟の内田貞信会長は「プロとか、アマでなくボクシング界という大きな枠で協力していくことで合意しました」と話した。

 この日の協議では(1)高校生以下が対象となるジュニア大会で両団体による参加資格の制限を撤廃(2)五輪に向けてプロ側も署名活動に協力する(3)両団体が互いのルールの理解を深める会議を開く(4)大会日程を両団体で協議して調整、年間表彰式を合同で行うことで合意。今後も定期的に会合を開くことも確認された。

 ボクシングの五輪競技存続に向け「共同声明」を発表することも決定。集めた署名に関してはJOCを通じて27日に来日するIOCのバッハ会長に提出する予定という。

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2018年11月20日のニュース