尚弥の対戦相手は？ロドリゲス、モロニーが公式会見で火花

　ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ（ＷＢＳＳ）バンタム級トーナメント１回戦のＩＢＦ世界バンタム級タイトルマッチ１２回戦（２０日、米フロリダ州オーランドＣＥＦアリーナ）の公式記者会見が１８日（日本時間１９日）に開かれ、王者エマヌエル・ロドリゲス（２６＝プエルトリコ）、同級３位ジェイソン・モロニー（２７＝オーストラリア）が意気込みを語った。

　母国から近いオーランドにはプエルトリコ系移民も多く、ロドリゲスは「オーランドでタイトルを守る初めてのプエルトリコ人になることは本当に名誉。素晴らしい戦いをする準備は出来ている」と語り、「土曜日を楽しみにしている。本物のファイターと戦いたいのでモロニーが最高の仕上がりであることを願っている」と自信をのぞかせた。

　対するモロニーは「世界に衝撃を与える」と豪語。３週間前から現地入りして準備を進めてきただけに仕上がりも万全。「私は私の夢を実現し、世界チャンピオンになるためにここにいる」と言い切った。

　戦績はロドリゲスが１８戦１８勝１２ＫＯ、モロニーは１７戦１７勝１４ＫＯ。“無敗対決の”勝者がＷＢＳＳ準決勝でＷＢＡ世界バンタム級王者・井上尚弥（２５＝大橋）と激突する。