王者・村田 挑戦者ブラントと“ニアミス” 初対面の印象は「思ったより…」

[ 2018年10月18日 07:43 ]

ボクシングWBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦   王者・村田諒太(32=帝拳)―同級1位ロブ・ブラント(28=米国) ( 米ネバダ州ラスベガス パークシタター )

過去の名勝負のポスターが貼られたジムで体を動かす村田諒太(撮影・中出 健太郎)
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 2度目の防衛戦に臨む王者・村田が17日(日本時間18日)、ラスベガス市内のトップランクジムで公開練習を行った。ジム入りと、先に公開練習を行っていた挑戦者ブラントが引き上げるのがほぼ同時という“ニアミス”。初対面の印象を聞かれ、「あまりよく見ていなかった」と言いながらも「僕よりサイズは小さいかな。肩幅も思ったよりなかった」と明かし、「いい選手と思う。指名挑戦者だし、そういう選手に勝つことに意味があると思っている」と話した。

 かつてラスベガス合宿を行ったトップランクジムを訪れるのは、世界王者になってから初めて。「凄く光栄なこと。その頃に夢に描いていたことを実現できてうれしい」と感慨深げに振り返った。ラスベガスは東京よりも湿度が低く汗をかきにくいが、「減量は順調。(2日後の)計量が明日あっても落とせる」と信を示し、「白いご飯を腹いっぱい食べたいですね。日本人が最後に力を出せるのはやはり白米。小麦粉ではつくれない」と話して報道陣を笑わせた。

 公開練習ではリング上でシャドーボクシングを行っただけ。試合については「いつもどおりプレッシャーをかけて、パンチを打ち込んで、それが通用するか。やることは決まっている」とコメントし、ブラントが「自分の方が身体能力は高い」と話したと聞かされると「俺、結構走るの速いんだけどな」と肩をすくめた。

 練習を視察したトップランク社のボブ・アラム・プロモーターが「ブラントにいい形で勝てば来年に(元3団体統一ミドル級王者)ゴロフキンと戦わせたい」と話したように、ビッグマッチ実現をアピールする重要な一戦。海外のメディアから「(ゴロフキンを破った)サウル・“カネロ”・アルバレスと戦いたいか」と聞かれると、わざわざ英語で「without a mexican beef(メキシコ産牛肉は抜きで)」と話してニヤリ。禁止薬物クレンブテロールに陽性反応を示したカネロが、「メキシコで食べた牛肉に成分が含まれていた」と言い訳していたのを強烈に皮肉った。

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