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王者の“翔タイム”…間違う、滑るも自信満々!生中継で計量パス

[ 2018年9月24日 05:30 ]

WBO世界フライ級タイトルマッチ   王者・木村翔≪12回戦≫同級1位・田中恒成 ( 2018年9月24日    名古屋・武田テバオーシャンアリーナ )

計量を終えてポーズをとる木村(左)と田中(撮影・中出 健太郎)
Photo By スポニチ

 調印式と前日計量が行われ、王者の木村翔(青木)は制限体重より200グラム軽い50・6キロ、挑戦者で同級1位の田中恒成(畑中)は50・7キロで、ともに1度目でパスした。計量は地元テレビ局が生放送する異例のスタイルで行われた。

 これぞ王者の対応力だ。前日計量がCBCテレビの番組内で生中継される異例の形式だったが、木村は「初めてだったし、いい経験。放送してもらえてうれしかった」とプラスに受け止め感謝した。

 “翔タイム”は計量後だった。食べたいものを聞かれ、名古屋名物ひつまぶしを“ひさまぶし”と言い間違い。さらに出演者のタレント岡田結実に会った感想を問われると、「閉店ガラガラ」と父・岡田圭右の持ちネタを口にし、スタジオは微妙な空気に。事前の打ち合わせはなく「とっさに出た」そうで、本家顔負けの“すべり”で地元アスリート応援番組で田中から主役の座を奪い取った。

 本番終了後、ギャグについて問われ「今後もテレビに出なくちゃいけないから。スターとして」と笑いを誘った。一方で「生放送だから迷惑かけないように」の気配りで体重はリミットを200グラム下回る50・6キロまで落とした。それでもコンディションは上々。「自分自身も明日が楽しみ」。リングでも主役は譲らない。

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2018年9月24日のニュース