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ボクシング連盟、高山のアマ登録容認へ 新体制で方針転換

[ 2018年9月24日 05:30 ]

高山勝成
Photo By 共同

 日本ボクシング連盟は23日、東京都内で理事会を開き、プロで日本初の世界主要4団体制覇を果たし、アマチュアとして東京五輪出場を目指す高山勝成(35=名古屋産大)のアマ登録を認める方針を決めた。今後、高山と話し合いの場を持ち、正式に決定する。

 国際ボクシング協会(AIBA)は2016年リオデジャネイロ五輪からプロ選手の出場を解禁したが、日本連盟はプロ経験者の試合出場を認めてこなかった。高山は今年8月、日本連盟への競技者登録を求め、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁申し立ての手続きをした。

 日本連盟は、プロ経験者のアマ登録に強硬に反対していた山根明前会長が助成金流用などの不正問題で8月に辞任し、9月8日に新体制が発足した。菊池浩吉副会長は「今後も同様の申請があれば、その都度検討していきたい」と話した。

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2018年9月24日のニュース