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亀田和毅 2度ダウン奪うも…判定勝ち 10カ月ぶり実戦「今年中に2階級制覇」

[ 2018年5月5日 21:15 ]

56.8キロ契約10回戦   亀田和毅―ダニエル・ノリエガ ( 2018年5月5日    東京・後楽園ホール )

2回、ノリエガ(左)に右ボディーを見舞う亀田和
Photo By スポニチ

 亀田3兄弟の末弟で、元WBO世界バンタム級王者・亀田和毅((26=協栄)が5日、東京・後楽園ホールで56・8キロ契約10回戦を行い、ダニエル・ノリエガ(32=メキシコ)に大差の3―0で10回判定勝ちした。

 国内復帰後3連勝の亀田和毅は37戦35勝(20KO)2敗、4回TKO負けした昨年5月以来1年ぶりの試合だったノリエガは43戦30勝(15KO)12敗1分け。

 亀田和は速いジャブで相手を誘い、2回に左フックで先制のダウンを奪うと、5回にもボディーでダウンを追加した。昨年7月以来、約10カ月ぶりの実戦。ボディーでフラフラにさせた6回にKOチャンスを逃すと、アッパー3連発でコーナーに追い詰めた8回、ガード上から左右のフックでグラつかせた9回も倒し切れず。採点はジャッジ3人ともフルマークの100―88という圧勝だったが、消化不良を感じさせる判定勝ちとなった。

 亀田和は「いい試合ができたけど、相手も頑張った。今年中に2階級制覇。それしかないんで」とぶち上げた。

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2018年5月5日のニュース