×

亀田興毅 引退撤回!今度はロマゴンとの対戦熱望 実現不可なら「ひっそりと身を引く」

[ 2018年5月5日 22:37 ]

10カウントゴングを途中で遮る亀田興毅
Photo By スポニチ

 ボクシングの元3階級制覇王者・亀田興毅(31=協栄)が5日、現役続行を宣言した。この日、一日限定の“現役復帰戦”として東京・後楽園ホールで元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウィンジョンカム氏(40=タイ)と公開スパーリングを行い、“2回TKO勝ち”したが、引退を撤回。元4階級制覇王者・ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア、帝拳)との対戦を熱望した。

 2回12秒、ポンサクレック氏を左ストレートでダウンさせ、レフェリーストップでTKO勝ち。涙も見せながら家族と喜びを分かち合い「幸せだった。この状況で引くのが一番カッコいい」と話した亀田興だったが、引退式の10カウントゴングの途中で「ちょっと待った!」の声を響かせた。

 マイクを握ると「自分はボクシングが大好きだし、自分にはボクシングしかない。ポンサクレック戦が決まる前に2人やりたい相手がいると話したけど、あと、もう1人どうしてもやりたい。自分にウソはつけない。この1人とやって花道を飾りたい」とぶち上げ、その対戦相手として「ロマゴン」の名を挙げた。

 現在の実力で、かつて軽量級最強と呼ばれたロマゴンとの対戦を実現することが難しいことは理解しているが「どうにか交渉を待ちたい」と亀田興。会場には「ウソつき!」のヤジも飛んだが、実現しなかった場合には「ひっそりと身を引く」とした。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月5日のニュース