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亀田興毅 因縁ポンサクレック氏からダウン奪った “ラストマッチ”公開スパー

[ 2018年5月5日 21:49 ]

ポンサクレック氏からダウンを奪った亀田興毅
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 ボクシングの元3階級制覇王者・亀田興毅(31=協栄)が5日、東京・後楽園ホールで一日限定の“現役復帰戦”として元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム氏(40=タイ)と公開スパーリング(3分X6回)を行い、2回にダウンを奪ってTKO勝ち(記録は非公式)した。

 2回、亀田興が右フックからガードの隙間を通す左ストレートでポンサクレック氏のあごを打ち抜くと、キャンバスに仰向けに倒れた。立ち上がったものの、レフェリーが試合を止めた。

 “ラストマッチ”の相手に指名したのは、2010年3月に王座統一戦で対戦し、0―2判定負けとプロ23戦目にして初黒星を喫した因縁の相手。前回の対戦を「亀田家の運命を変えた一戦」と表現し、雪辱に燃えていた。亀田サイドは“引退試合”として公式戦での開催を目指していたが、日本ボクシングコミッション(JBC)は「37歳以上の申請期限は最終試合から3年以内」のルールを満たさないとしてポンサクレック氏のライセンス再申請を却下。ヘッドギアなし、使用グローブ10オンスの6ラウンドのスパーリング形式となった。

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