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村田V2戦“因縁の敵”浮上!20戦全勝ファルカンとロンドン五輪決勝再現も

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   ○村田諒太 8回2分56秒TKO ブランダムラ● ( 2018年4月15日    横浜アリーナ )

村田のV2戦相手候補のファルカン
Photo By スポニチ

 村田のV2戦の舞台は米ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナが用意されている。村田をプロモートする米トップランク社は8月に会場を押さえたが、試合間隔が短いため帝拳ジムの本田明彦会長は9月を希望。トップランク社CEOのボブ・アラム・プロモーターは9月開催の場合、「日本人のいい選手を挑戦させたい」と“日本人ダブル世界戦計画”を明かした。

 トップランク社が挙げる村田のV2戦の相手候補が、12年ロンドン五輪ミドル級銀メダリストで現WBA同級13位のエスキバ・ファルカン(ブラジル)。村田と同じくトップランク社と契約し、同社は「五輪決勝の再現」と期待している。ファルカンはロンドン五輪決勝で最後に2点の減点を受け、13―14で村田に惜敗。現在はプロデビューから20連勝中で「俺が真の五輪王者。村田に挑戦したい」と雪辱を狙っている。

 だが、村田サイドからすると世界選手権を含めアマで2戦2勝している相手とプロでも対戦するメリットがなく、米国で知名度の低いファルカンを破っても今後のビッグマッチにつながりにくい。32歳という村田の年齢もあり、本田会長は「できれば米国人選手とやらせたい。早くビッグマッチをやりたい」と米国でのアピールを最優先させるという。

 ミドル級では5月5日に予定されていた3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)の再戦がカネロの薬物違反により中止。カネロは出場停止処分の可能性があり「頂上決戦」の見通しは立っていない。一方でIBFはゴロフキンにデレビャンチェンコ(ウクライナ)との指名試合を迫り、WBCも暫定王座決定戦(チャーロ―センテノJr)を設けるなど今後が不透明だ。夢の「東京ドームでゴロフキン戦」実現には、村田も流れに乗るだけの存在感を示す必要がある。

 ◆エスキバ・ファルカン 1989年12月12日生まれ、ブラジル・エスピリト州出身の28歳。11年世界選手権ミドル級準決勝で村田に敗れて銅メダル。12年ロンドン五輪同級でも決勝で村田に敗れて銀メダル。14年12月プロデビュー。今年3月10日に1回KO勝ちしてプロ20戦全勝(14KO)。身長1メートル79、リーチ1メートル85の左ボクサーファイター。

[ 2018年4月16日 05:44 ]

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