亀田興毅　メイウェザーの精神力称賛「心臓に毛が生えている」

亀田興毅

　ボクシングの元世界３階級制覇王者の亀田興毅（２８）が３日、自身のツイッターを更新。日本時間のこの日、米ネバダ州ラスベガスで行われたＷＢＡ・ＷＢＣ・ＷＢＯ世界ウエルター級王座統一戦、ＷＢＡ・ＷＢＣ王者フロイド・メイウェザー（３８＝米国）とＷＢＯ王者マニー・パッキャオ（３６＝フィリピン）による「世紀の一戦」を評し、判定勝ちしたメイウェザーを称賛した。

　「ピリピリする凄い緊張感のある駆け引き」と切り出し「メイウェザーの集中力半端ない。何よりもメイウェザーのハートの強さ。ここまで周りを敵に回し、ブーイングされても自分のスタイルを貫くハートの強さ。この選手はいろんな意味で心臓に毛が生えてるな。しかし、あの集中力で１２Ｒはしんどいやろなぁ。凄い！！」と王者のメンタルに感心した。

　パッキャオについては「自分らしさが出されへんかったなぁ。相手の良さを出させへんメイウェザーがうますぎるんやな。想像を超えるうまさやった」と分析。「試合の結果よりも、この２人がリングに上がって戦ったことが素晴らしい！２人が一つの歴史を作った！」と興奮気味につづり、両者を称えた。