村田「海外殴り込みたい」　三浦も「強い相手と海外で」

ＫＯ勝利から一夜明け、笑顔を見せる三浦（左）と村田

　ボクシングのＷＢＣ世界ミドル級７位・村田諒太（２９＝帝拳）とＷＢＣ世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司（３０＝帝拳）がともにＴＫＯ勝ちした試合から一夜明けた２日、都内で会見。

　世界ランカー対決を制し、今夏に予定する８戦目で海外進出する村田は“世紀の一戦”パッキャオ―メイウェザー戦を引き合いに出し、「ボクシング界だけでなくスポーツの歴史に残る試合。自分もそういう舞台に殴り込みたい」と世界最高峰のリングへ思いをにじませた。

　“ボンバーレフト”をさく裂させて、３戦連続のＫＯを見せた三浦も「海外で強くて名前のある選手とやりたい」と意欲満々。帝拳ジムの浜田代表は「（ＷＢＯ世界スーパーフェザー級王者の）マルティネスは候補の一つ」とプエルトリコ選手との統一戦の可能性を示唆した。