高山、9回負傷判定勝ちで初防衛に「悔しい」
ボクシングのダブル世界戦は22日、大阪府立体育会館で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王者で31歳の高山勝成(仲里)は、同級9位のファーラン・サックリン・ジュニア(タイ)に9回負傷判定勝ちし、初防衛を果たした。
昨年の大みそかに日本初の主要4団体制覇を果たした高山は、立ち上がりから21歳の相手を圧倒した。9回に偶然のバッティングで右まぶたの出血がひどく試合を続けられなくなったが、3―0の判定で勝った。高山の戦績は37戦29勝(11KO)7敗1無効試合。
▼高山勝成の話 なかなか崩すことが難しかった。悔しいし、自分の悪いところも出た闘いだった。互いにいいファイトをしていたのに出血が激しくて残念。
▼ファーラン・サックリン・ジュニアの話 まだまだいけた。途中で負けて悔しかった。高山の右は強かったが、連打されても自分にはそんなに効いていなかった。
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