粟生、軽快スパー！減量順調も「気を抜かないように」

試合前最後のスパーリングを行った粟生

　プロボクシングのＷＢＯ世界ライト級王座決定戦（５月１日、米ネバダ州ラスベガス）で同級５位のレイ・ベルトラン（３３＝メキシコ）と対戦する、同級２位の粟生隆寛（３１＝帝拳）が２２日、都内の帝拳ジムで試合前最後となるスパーリングを行った。

　
　フィリピン人パートナーを相手に３回。軽快なステップワークから連打を決め、最終回には強烈な左ストレートを顎に食らわせた。スーパーフェザー級時代に苦しんできた減量も順調で、練習後の体重もリミットまで残り４００～５００グラム。「あと１週間あるんで、気を抜かないようにしないと」と表情を引き締めた。