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【SmackDown】7月の新PPVに向けて新展開へ(WWEモバイル)

[ 2010年7月5日 06:00 ]

ビッグショーに立ち向かうスワガー(右)(WWEモバイル提供)

 現地では6月25日に放送されたSmackDownはニューハンプシャー州マンチェスターで行われた。ショーが始まる寸前、セオドア・ロングSmackdown GM(ゼネラルマネージャー)とビッキー・ゲレロ相談役がオフィスから登場、新世界ヘビー級王者レイ・ミステリオは7月に開催される新WWE PPVマネーインザバンクで王座を懸けて出場することを決定、また新PPVの目玉となるマネーインザバンク・ラダー・マッチに出場する8名についても後日選出することを明らかにした。

 そして、ゲレロ相談役がRAWでNXTルーキーに襲撃されたWWE会長Mr.マクマホンについて言及しようとしたところで、ドリュー・マッキンタイアが現れてなおも会長の影響力下にあると威圧したが、ロングGMは不在の会長に成り代わり全権を掌握すると明言、マット・ハーディを復帰させてドリューと闘わせることを決定した。

 試合は全5戦が行なわれた。1試合目はビッグショー対前世界王者ジャック・スワガー戦というビッグマッチが実現、ビッグショーが序盤から圧倒的な攻撃力を見せたが、スワガーはチョークスラムをサンセットフリップで切り返し、なんとそこからアンクル・ロックを強行した。スワガーはロープ際に逃れるビッグショーを離さなかったために失格判定となったが、大巨人が立ち上がれないほどのダメージを与えた。

 2試合目はクリスチャン、MVP、IC(インターコンチネンタル王者)コフィ・キングストン組が、ドルフ・ジグラー、そして限定契約下の若手ヴァンス・アーチャー&カート・ホーキンズ組と対戦、6人タッグ戦ならではの目まぐるしい攻防が展開された末、クリスチャンが相棒たちの好サポートを受ける中、ジグラーを沈めて勝利を収めた。

 3試合目はマットが宿敵ドリューを相手に挑んだ復帰戦。2人は開始のゴングが鳴るとにらみ合いから真っ向勝負を展開、ドリューはマットをカウントアウト寸前まで追い詰めるが、決定打を欠いた。マットは、レフェリーに抗議していたドリューを捕らえ、電光石火の如き素早さでフィニッシュ技を繰り出して勝利を収めた。試合後、ロングGMが現れて、ドリューのビザが期限を過ぎて失効していることを暴露、ドリューの“Mr.マクマホン!”という叫びもむなしく、警備員に連れていかれてしまった。

 4試合目はケリー・ケリーがローザ・メンデスと対戦した。ケリーは、リング上で縄跳びを披露してアピールしていたローザをあっという間に沈めて勝利を収めた。

 5試合目のメーン戦ではケイン対CMパンク戦が組まれた。ケインは一方的にCMパンクを兄アンダーテイカー襲撃の実行犯だと断定しているが、その怒りをぶちまけるような暴れぶりを見せ、分厚い包帯が巻かれたパンクの右腕に集中攻撃を浴びせた。パンクは、ついに客席からの脱出を試みたがケインは追撃をやめず、攻防は会場ロビーにまで及んだ。パンクは入場口付近で売店ごとめちゃくちゃにされながらついに会場外へ逃走、道路を横断して走り去ってしまった。

 このほか、試合で敗れながらもゲレロ相談役にIC王座への挑戦姿勢を明確にしたジグラー、“ダッシング(さっそうたるイケメン)”を自称しながら、リング上で延々とアピールを始めたコーディ・ローズらの今後にも注目だ。

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ。

≪試合結果≫

【1試合目】
○ビッグショー vs. ジャック・スワガー●(失格判定)

【2試合目】
○クリスチャン&MVP&コフィ・キングストン vs. ヴァンス・アーチャー&カート・ホーキンズ&ドルフ・ジグラー●(6マン・タッグ・マッチ)

【3試合目】
○マット・ハーディ vs. ドリュー・マッキンタイア●

【4試合目】
○ケリー・ケリー vs. ローザ・メンデス●

【5試合目】
ケイン vs. CMパンク(ノーDQ形式、パンク逃走によりノーコンテスト)

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2010年7月5日のニュース