ドジャース・佐々木朗希 最高の復活2勝 最長7回!最多8K!先発初無四死球!

[ 2026年5月19日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース10ー1エンゼルス ( 2026年5月17日    アナハイム )

<エンゼルス・ドジャース>6回、シャヌエル(左)を中直に打ち取り引き揚げる佐々木(撮影・会津 智海)
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 メジャー2年目で最高の投球だ。ドジャース佐々木朗希投手(24)が17日(日本時間18日)のエンゼルス戦で自己最長の7回を91球で投げ切り、4安打1失点に抑えて22日ぶりの今季2勝目を挙げた。先発登板して四死球を与えなかったのは米移籍後では初めて。課題だった制球が大きく改善されてストライクが先行。8奪三振も自己最多を数え、チームの5連勝に貢献した。

 7回裏のマウンド上で佐々木は「TAKE ME OUT TO THE BALL GAME」のメロディーに耳を傾けた。「初めて“野球場へ行こう”の英語版をマウンドで聴きました」。気分良くわずか5球で打者3人を片付け、7回を投げ切った。

 最少1失点に抑え、8奪三振はメジャーで自己最多。「捕手の要求通りに(ストライク)ゾーンで勝負できた。点も取ってもらったのでリズム良く投げられた」。何より先発登板では通算16度目で初めて四球も死球も出さず、デーブ・ロバーツ監督にも「素晴らしかった。四球を出さなければ、より多くの打者と対戦でき、試合の深い回まで投げられる」と称賛された。

 コナー・マクギネス投手コーチは改善点として変化球の制球を指摘した。「打者に“直球だけを待てばいい”という単純な見え方を与えずに済んでいる」。5月からは球速と落ち幅に差をつけてフォークとスプリットを投げ分け。全91球のうちスライダー25球、スプリット18球、フォーク11球で変化球が約6割を占めた。打者24人のうち初球ストライクは19人。常にカウントで優位に進めた。

 初回に直球を二塁打にされたトラウトに対して2打席目はスライダーで遊飛、3打席目はスライダーを見せた後の内角高め直球で中飛に打ち取り、「2巡目、3巡目は投手コーチと話しながら、同じ攻め方にならないよう一人一人考えながら投げた」と振り返った。

 乱調続きだった開幕当初に比べて安定感が向上。もちろん、まだ満足はしない。最速97・9マイル(約157・5キロ)には「真っすぐの強さはもう少し欲しい」と次の課題として自覚し、「もっと高いパフォーマンスを出していかないと、通用しなくなるのも時間の問題」と表情を引き締めた。(奥田秀樹通信員)

 【佐々木に聞く】

 ――メジャー2年目で最高の投球だった。

 「捕手のラッシングもいいリードをしてくれた。守備にも助けられながら。フォーム的にも徐々に良くなっている」

 ――自信を持って投げられる要因は。

 「フォームはまとまってきた部分と、まだそうでない部分がある。ある程度狙ったところに行く感覚があれば、打者との勝負により集中できる。長期的に見て、しっかり安定した真っすぐを投げられるように練習していきたい」

 ――ロバーツ監督が“よりオープンになって、コーチ陣ともコミュニケーションを取れるようになった”と話している。

 「コーチとうまくコミュニケーションを取れている感覚はある。お互いに何を求めているかも分かってくる」

 ――5連勝に貢献。

 「結果的には毎登板、良くなってきている。より安定した結果を出すためには、自分のパフォーマンスを高くしないといけない」

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