佐々木朗希 5回0/3を3失点で今季2勝目ならず 6回に痛恨の逆転二塁打、マウンド上で表情ゆがめる

[ 2026年5月12日 12:47 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ジャイアンツ ( 2026年5月11日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ジャイアンツ>6回途中、降板する佐々木(撮影・会津 智海)
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 ドジャースの佐々木朗希投手(24)が11日(日本時間12日)、本拠でのジャイアンツ戦に先発。5回0/3を6安打3失点で、今季2勝目はならなかった。

 立ち上がりは万全だった。先頭の李政厚(イ・ジョンフ)に初球の外角高め97.7マイル直球(約157.2キロ)直球を捉えられたが、左翼手のT・ヘルナンデスがライナー性の打球をスライディングキャッチ。次打者・アラエス、シュミットと直球でいずれも左飛。わずかに7球で初回を終えた。

 2回、先頭のディバースに右中間に先制ソロを許したが、崩れることはなかった。無死一塁からアダメスを直球、チャプマンをスプリット、ベーダーをスライダーと異なる球種で3者連続三振。3回は1死満塁のピンチを招いたが、2回に被弾したディバースを直球で追い込み、最後はスプリットでタイミングを外して浅い右飛に打ち取る。次打者・ラモスもスライダーで三ゴロ。落ち着いて中軸を封じ、スコアボードに0を入れた。

 4回に味方が集中打で逆転に成功。直後の5回は3者凡退で確実に締めた。しかし6回に落とし穴が待っていた。無死から連打で一、二塁のピンチを招くとラモスに三塁線を破る逆転の2点適時打を許した。佐々木は打球の行方を確認し、マウンド上で悔しそうに表情をゆがめた。直後、ベンチからロバーツ監督が出て、交代を告げられた。

 中8日での先発マウンド。間隔は開いたが、9日(同10日)のブルペン投球では通常より多い33球を投げ、出番に備えた。前回登板の2日(同3日)カージナルス戦では、敗戦投手にはなったがメジャーでは自身最長タイとなる6回、同じく最多の104球を投げ、5安打3失点で今季初めてのクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以内)を記録。この日も安定感を示したが、2試合連続のQSはならなかった。

 今季ここまで6試合に先発し1勝3敗、防御率5・97。開幕直後は制球難を露呈していたが、直近3試合は3四死球以内と課題は解消されつつある。この日の試合前、ロバーツ監督は「朗希はいい状態にある。精神的にも、感情面でも、身体的にもいいと思う。メカニクス面でもいい状態」としたうえで「新しく見つけたスプリットを使い始めて、これで2、3試合目になると思うし、相手打者たちはまだそれを見ていない。今週のサイドワークも非常に良かった」と佐々木の成長に期待を寄せていた。

 左肩の疲労で出遅れていたスネルが9日(同10日)のブレーブス戦で復帰。腰痛で8日(同9日)に負傷者リスト(IL)に入ったグラスノーも最短復帰する見通しで、今後、ローテーション再編が行われる見通しだけに、佐々木には安定感が求められる。

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