阪神・才木浩人 先制神話崩壊の逆転負け「(相手から)見やすいんだろうなという感じ。修正していきたい」

[ 2026年4月22日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神9―16DeNA ( 2026年4月21日    横浜 )

<D・神(4)>5回、勝又に勝ち越し打を許した才木(撮影・岸 良祐)
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 試合後、阪神・才木は淡々とした表情で今季4度目の登板を振り返った。「調子もちょっと悪かったですし、メカニック的にちょっとずれてたかなというボールの感覚。バッターの反応は、真っすぐもちゃんと合わせられた。メカニックのところは修正が必要かな」。5回7安打6失点。村上と並び、ダブルエースで先制神話が崩壊した。

 序盤の援護を守れなかった。2回まで無失点で滑り出す立ち上がりも3点リードの3回1死一塁からこの日、誕生日だった牧に右越えの2ランを被弾。味方が2点を取り返し、再び3点リードで迎えた5回は2死から3番・佐野に二塁適時内野安打を許すと、なおも2死一、二塁から6番・山本に左越えの適時二塁打を浴び一挙、4点を失った。直後に代打を送られ今季自身最短の5回でマウンドを後続に譲った。

 ゼロを並べていた序盤に予兆はあった。初回から4回までで四死球が2個ずつ。特に2、4回に与えた死球はともに追い込んでから勝負を決めにいった直球で、決め球のフォークの精度に苦しんだ。チームは試合前の時点で今季先制点を挙げれば9戦全勝だった。序盤の試合展開でほぼ勝利を確信していた三塁側から左翼席を埋め尽くした虎党も、5回にマシンガン打線に捕まった右腕の投球に静まりかえっていた。

 「しっかり一発で100勝を決められるように。自分のやるべきことをしっかりできたらいい」

 試合前の時点で藤川監督が通算99勝で3試合以内に1勝を挙げれば、巨人を率いた原辰徳氏の167試合を抜いてセ・リーグ最速の節目到達だった一戦。指揮官は才木について「ゲーム展開でしょうね」と話すにとどめた。「(投げていて相手打者から)見やすいんだろうなという感じがある。しっかり修正していきたい」と才木。DeNAにやり返すチャンスは、残っている。(石崎 祥平)

 ○…阪神は初回、森下の併殺打の間に1点を先制も9―16の逆転負け。開幕から継続していた、先制した試合の勝利は9でストップした。

 ○…阪神の16失点以上は19年7月28日巨人戦の16失点以来7年ぶり。DeNA戦では04年4月7日(当時は横浜戦)で17失点の零敗を喫して以来22年ぶり。藤川監督就任の25年以降、2桁失点自体が昨季9月13日の巨人戦11失点以来2度目と珍しく、昨季2度あった8四死球を上回る11四死球(9四球+2死球)に、今季最多14被安打の拙守で思わぬ大敗となった。

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