どんな施設?日米の違いは?今季から運用開始の「リプレーセンター」

[ 2026年4月19日 08:00 ]

NPBのリプレーセンター(代表撮影)
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 NPBは今季から「リプレーセンター」の運用を開始し、スムーズにリプレー検証が進んでいる。18年にリクエスト制度が導入され、昨季までは各球場内で検証が行われていた。今季から都内のNPB事務局内に設置された新施設が判定の場。開幕前の3月24日には報道公開され、施設内を見ることができた。

 どんな施設か?
「モニター6台を設置し、地方試合を含む全球場の試合中継映像を視聴可能。1軍の審判員2人を配置し、遠隔でリプレー検証を担う。スロー再生や拡大など操作する専門のスタッフも常駐。グラウンド上にとどまっている球場の審判員にヘッドセットから判定を伝える。機材の不具合や悪天候などで映像が確認できない場合は昨季までと同様に、球場内の控室で球場審判員が映像を確認して判定する」

 新設の目的は?
「まずは公平性の確保。球場外の審判員が冷静に検証することにより公平・公正な判定が可能になる。次に判定精度の向上。映像閲覧用アプリを使用し、拡大・コマ送りによる確認が可能。控室とグラウンド間の往復が不要となって現場審判員の負担を軽減できる」

 複数球場で同時にリクエストがあったら?
「基本的に先に要求を受けた方を優先。ただ、過去8年間で同時刻に2カ所発生した事例はまれで、3カ所以上の同時はなかった」

 日米の違いは?
「MLBではベンチ裏でスタッフが映像を確認し、確信を得れば権利を行使。日本は事前確認がNGで、監督は速やかに球審に向けて「四角」を手でかたどるサインを出す必要がある。MLBでは両手を両耳に当てるようなジェスチャーをする監督が多い。

 阪神の岡田彰布オーナー付顧問が「担当者の名前を出さんとあかんやろ」と言っていたが?現時点で試合前に審判名は発表されていない。今後検討するかも、とのことだ。(記者コラム・神田 佑)

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