山田久志氏 由伸、宮城を育てたオリックスの放任主義「普通だったら怒るよ」

[ 2026年3月2日 15:30 ]

山本由伸はメジャー移籍後もやり投げトレーニングを継続している
Photo By スポニチ

 元中日監督の山田久志氏(77)が、元中日で最多登板数の日本記録保持者・岩瀬仁紀氏(51)とYouTube「名球会チャンネル」に出演。オリックスの放任主義と投手育成について語った。

 中日、オリックスで監督、コーチとして指導してきた山田氏。オリックスの臨時投手コーチとして接した現ドジャースの山本由伸がトレーニング用に“やり投げ”を導入したときは驚いたという。

 「普通だったら怒るよ」

 だが、オリックスは監督、コーチが選手をいじらない。まず好きなことをやらせて見守るのが方針だった。

 球団内でも“やり投げ”に関して意見が割れていたが、チームはダメとは言わない。「それでうまくいかなかったら違う方向に進めばいい」と見守った。

 山田氏は「由伸はアレ(やり投げ)をやってキャッチボール、遠投…。ずっと同じことやってる。それで好成績残すから誰も何も言わない」と説明した。

 宮城大弥も投げたがり。高卒で入ってきてコーチは教えることがたくさんあったのに黙って見守っていたという。

 岩瀬氏は「若い人が何をやればいいか分かっているから伸びるんですね」と、自主性を育てる放任主義に感心した。

 山田氏は「若い選手が力付けて1軍デビューしていくのはオリックスが一番速い。(球団の方針に)何かいい面があるんだろうね」と話した。

 一方、監督も務めた中日はどうだろう。山田氏は「中日は地元の選手を育てようという思いが強すぎる。過保護」と笑った。

 ただ、オリックスが全面的に正しいかはまだ分からない。山田氏はオリックスは「選手の入れ替わりが激しい」と指摘した。

 放任主義で芽を出した選手が岩瀬氏のように20年も第一線で投げ続けられるか。過保護の中日には岩瀬氏、山本昌氏など“長寿”が多いのも事実と説明した。

続きを表示

「オリックス」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年3月2日のニュース