ソフトバンク・周東佑京 年俸4億円の足で60盗塁狙う 4年連続盗塁王は「試合に出られたら獲れるかな」

[ 2026年1月25日 06:00 ]

トークショーを行った周東  (撮影・成瀬 徹)
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 年俸4億円の足で狙うは王座防衛と60盗塁――。ソフトバンクの周東佑京外野手(29)が24日、福岡県内の商業施設で医療機器メーカー「コラントッテ」のトークショーに出演。5年総額推定20億円の超大型契約を結んだばかりのスピードスターは4年連続盗塁王に自信を示し、本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチ(41)が2011年に記録した60盗塁を目指すと意気込んだ。

 4億円プレーヤーとなった周東を一目見ようと、客席はほぼ女性ファンで埋めつくされた。トークショーのテーマは世界に誇る足の話が大半。二盗を企図しやすい投手を問われると「上沢さん」と昨季から味方となった右腕の名前を挙げて爆笑を誘った。

 MCの無茶ぶりで壇上でリードを取るさままで披露。サービス精神旺盛だったスピードスターには07~10年の片岡易之(西武)以来となるパ・リーグ4年連続盗塁王の期待がかかる。「(記録は)あまり頭にないけど試合に出られたら獲れるかな」と余裕すら感じさせる口ぶりだった。

 こだわるのは盗塁の数だ。目指すは“恩師超え”。盗塁王に2度輝き、周東に盗塁のノウハウを伝える本多コーチは11年に60盗塁を記録した。質問コーナーでファンに目標の盗塁数を聞かれると「60は走りたいですね」と言った。自己最多は20年の50盗塁。「本多コーチ以来60走っている人はいませんよね。今までいろいろ教えてもらってきて、今も教わっていることは凄くある。その目標はクリアするまで常に持っておきたい」と語った。

 周東が出塁し、一塁コーチャーを務める本多コーチから耳打ちされるのはおなじみのシーン。助言をもらいながら二盗企図のタイミングをうかがっている。「投手の癖、傾向を見たり、映像やデータも見るようになったけど、一塁に立ってどう感じるか。感覚が大事」。リードの幅を当日の疲労度で決めるなど、いくつもの有益なアドバイスをもらった。「まだまだ、あの方には遠く及ばないな思いながら過ごしています」。投手のクイックタイムが年々速くなり、球速の高速化もあって難易度は増しているが、ひるまずチャレンジしていく。

 「20年は60走りたいと思って50。去年は30ぐらいかなと思って35。目指す数字を多めの60にして、終わってからどうなるか。走れる時は1試合2、3盗塁もあるので」とファンの前で自信と覚悟をみなぎらせていた。(井上 満夫)

≪WBCへ武者震い「注目されて出るのは本当に怖い」≫

 周東は2大会連続で出場する3月のWBCを前に武者震いした。前回23年大会では足のスペシャリストとして日本代表の世界一に貢献。今回の井端ジャパンでは正中堅手の期待もある。「前回は“やった、やっと出られる!”でしたけど(今回は)怖いですよ。スタメンの人のピリピリ感は凄かった。頭からいく準備もしますけど、あれだけ注目されて出るのは本当に怖い」と本音を漏らしていた。

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