【筑後鷹】4年目を迎えた盛島稜大 支配下へ“甲斐塾”で進化を

[ 2026年1月13日 06:00 ]

野球教室で子供に教えるソフトバンクの盛島(撮影・昼間 里紗)
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 4年目を迎えたソフトバンクの盛島稜大捕手(21)は今オフ初めて巨人・甲斐の自主トレに参加する。二塁送球のタイムを縮めるという目標達成のため“甲斐塾”でまずは体の使い方から学んでいく。打撃面は進境著しく、昨季は非公式戦77試合で打率・324をマークした。城島健司CBOもほれ込んだスケールの大きい素質を開花させ、支配下枠を勝ち取るためオフから全力を尽くす。

 盛島が今オフ初めて合同で自主トレを行う巨人・甲斐の代名詞といえば強肩。“甲斐キャノン”のベースとなっている体の使い方から学ぶつもりだ。「甲斐さんといえばセカンドスロー。僕もタイムを短くしたい」。スピードアップのためには腕の力だけでなく、体全体を使って小さく速く投げる力が必要だと考えている。頭では整理できていても、やはり実践することは難しい。「直接聞きながら練習したい」と意欲的に話した。

 甲斐とは少し話したことがある程度で関係は深くなかったが、昨年10月に電話で入門を直訴した。大先輩と練習することに緊張もあるが、学びや成長への楽しみの方が何倍も大きい。自主トレにはソフトバンクで臨時コーチを務めたことがある緑川大陸(ひろむ)氏も参加予定。YouTubeで「ビタ止め捕手」の異名を取る緑川氏にこれまで教わったことも確認しながら練習を進めていく。

 打撃面では急成長を見せている。3年目の昨季、非公式戦では77試合で打率・324の好成績を残した。「1、2年目は思いっ切りスイングしてきた。3年目になって徐々にミートできるようになってきた」。あらゆる投手の投球を再現できる打撃練習用マシン「アイピッチ」を活用した実戦に近い練習の積み重ねが、試合での活躍につながった。今後は長打率アップを目指しており「ピッチャーに合わせると打球は飛ばない。自分の形を固めて真っすぐをしっかり前に飛ばしたい」と打撃スタイルをつくり上げていく。

 3年目を終え、共に戦ってきた仲間がチームを離れる姿を何度も見てきた。「いつクビになってもいいくらい、気持ちを入れて練習している」。後悔しないよう、日々の努力を怠らない。今季は公式戦と非公式戦合わせて24本塁打を目指している。「25年はホームランを12本打ったので。その2倍です」と誓った。昨春キャンプは城島CBOの推薦で主力中心のA組でスタートしたが、アピールできなかったことを悔やんでいる。今年は春から一皮むけたところを見せていく。 (昼間 里紗)

 ◇盛島 稜大(もりしま・りょうた)2004年(平16)5月27日生まれ、沖縄県出身の21歳。興南では3年夏の甲子園に出場。市船橋との1回戦に4番で出場し、4打数1安打1打点も初戦敗退。22年育成ドラフト14位でソフトバンクに入団。1メートル87、107キロ。右投げ右打ち。

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