ソフトバンク・小久保監督 今宮健太に“サブ・ポジション”打診「準備しておいてくれと話もした」

[ 2025年12月1日 06:00 ]

「第21回小久保裕紀学童野球大会」で参加チームの選手にノックを行う小久保監督
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 ソフトバンクの小久保裕紀監督(54)が30日、今宮健太内野手(34)を遊撃以外で起用するプランを明かした。来季のリーグ3連覇を目指す指揮官の改革第2弾。選手起用の幅を広げるために遊撃手のパ・リーグ最多出場記録を誇る名手に二塁、三塁、一塁の守備を打診したことを明かした。この日は和歌山市で学童野球大会「小久保裕紀杯」に参加し、子供たちのはつらつとしたプレーに目を輝かせた。

 地元での祝福がうれしかった。小久保監督は前日から故郷・和歌山に凱旋し、この日は自身の名前が冠された野球大会を観戦。「日本一で帰るとサインの数も違う。気持ちは来シーズンに向いてますけど(祝福の)声をかけてもらうのは、やっぱりありがたいですね」と笑みを浮かべた。

 指揮官の視線の先は来季のリーグ3連覇へ向けられている。日本一となった直後に「同じことをしても勝てない。一度壊す」と宣言。新たにチームを構築して、頂点を目指す青写真を描いている。18日の球団納会ゴルフの際に明かした柳町の一塁挑戦に続く改革“第2弾”が今宮の遊撃以外の守備チャレンジ。「勝つ確率が上がるという判断です」。二塁、三塁、一塁の“サブ・ポジション”を打診したことを明かした。

 「(来季の遊撃のレギュラーは)勇(野村)との競争です。それは、はっきりと伝えました。それ以外のセカンド、サード、ファーストも、試合の途中から起用があるかもしれないから準備しておいてくれという話もしました。もつれた場面での代打、代走などがあったらそういう選択肢も出てくるので」

 今宮は今季までプロ16年間で遊撃手としてパ・リーグ記録の1621試合に出場している。遊撃以外の守備は入団2年目で1軍デビューを果たした2011年に一塁で11試合に途中出場しただけ。広い守備範囲、強肩を生かした球界最高峰の遊撃の守備力で君臨してきた。

 今季は故障が重なり46試合の出場にとどまり、野村が台頭してきた。小久保監督は「ショートとしての記録もある。“もう一回ショートとして花を咲かせなさいよ”という話もしました」とも明かした。指揮官の言葉を受けた今宮も「(来春キャンプに)いろんなグラブを持参すると思います。ただ、だからといってショートのポジションが終わりというわけではないので」と覚悟を決めている。

 パ・リーグV3、日本一連覇へ。小久保ホークスは現状に甘んじることなくチーム力を高めていく。 (木下 大一)

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