広島・森翔平 カブス今永昇太、中日・金丸夢斗と新春合同自主トレ 直球の質と制球力向上へ「全部聞く」

[ 2025年12月1日 05:05 ]

直球の向上を来季飛躍のカギに挙げた森
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 広島・森翔平投手(27)が30日、カブス残留が決まった今永昇太投手(32)の新春自主トレに、23年12月、今年1月に続き、オフシーズン“3年連続”で参加する意向を明かした。真っすぐの質と制球力向上、スタミナ強化を課題に、キャンプ期間中に計765球を投げ込んだ今秋。関大の後輩にあたる中日・金丸夢斗投手(22)も初合流の予定で、球威のある2人の左腕から極意を吸収し、初の規定投球回到達へつなげる構えだ。

 新春も、また憧れのメジャーリーガーと合体する。「左投手の誰しもが目指すところだと思う」と公言してはばからないカブス・今永。23年12月、今年1月に続くオフシーズン“3年連続”の自主トレ参加が決まり、森は目を輝かせて言った。

 「全部聞かないといけないというか、(その中でも)やっぱり真っすぐだと思う。どういう感覚なのかとか、力の入れ具合を自分のものにしたいなと」

 今年1月に高知県内で行われた自主トレでは、投球時の脱力や力を入れるタイミングなどをじかに吸収。4年目にして自己最多の23試合132イニングを投げ抜いて同最多の7勝(8敗)をマークし、初の先発ローテーション完走という成果につなげた。

 初の規定投球回達成と2年連続のローテ完走を目指す来季。森がキーワードに挙げたのは「真っすぐ」だ。直球の威力が増せば、6種類の変化球も生きるのは明らか。11月21日に打ち上げた秋季キャンプでは、質と制球力の向上に取り組んだ。

 「コースの狙い方で“ここは絶対(甘く)入っちゃいけない”とか、考え、意識しながら投球練習ができた。それが試合の中でできるかだと思う」

 キャンプ2日目の同2日に218球の熱投を演じるなど、トータルで765球を投げ込んだ秋。「しっかり追い込めたし、フォームの再現性が少しずつ良くなっているので大収穫」と強調する。今季被打率・255の改善が念頭にはある。

 「被打率を下げられれば、その分、イニングを投げられるので」

 1月の“今永塾”には、中日・金丸も参加する。森にとっては関大の後輩。「彼自身が(今永に)頼んだと思う。(参加を)知らなかったので」。仲介は否定したが、直球の質にこだわりを持つ後輩左腕には一目置き、その日を心待ちにする。

 「後輩だけど、いい投手だし、僕よりいいボールを投げるので、金丸にもしっかり聞いて、(体に)落とし込みたいなと思う」

 今永も、金丸も、打者を押し込む真っすぐの持ち主。極意を吸収し、先発ローテーションを2年連続守り抜いて、今季11イニング届かなかった規定投球回143回をクリアする。(江尾 卓也)

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