侍ジャパン・井端弘和監督 長嶋さんの言葉を胸に、日本野球を世界の頂点へ「最後、決断するのは自分」

[ 2025年11月21日 13:41 ]

<ミスタージャイアンツ長嶋茂雄お別れの会>献花を終え、引き揚げる(右から)DeNA・相川新監督、ロッテ・サブロー新監督、ソフトバンク・小久保監督、広島・新井監督、侍ジャパン・井端監督(撮影・光山 貴大)
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 6月3日に89歳で死去した巨人長嶋茂雄終身名誉監督のお別れの会「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日、東京ドームで開催された。会に出席した侍ジャパンの井端弘和監督(50)が長嶋さんと過ごした濃密な時間を振り返った。

 井端監督にとって、長嶋さんとともに戦ったのは2003年アテネ五輪予選、そして巨人に移籍した2014年から現役引退までの2年間。短くも濃い時間だった。「選手として2年間、ジャイアンツにお世話になった時に毎年、バッティングの指導をしてもらって、たぶん身ぶり手ぶりで教えてもらった最後の選手かなと思う。1時間ほどでしたけど、すごく濃かったなと、今でも鮮明に覚えている」と振り返る。入団以来16年間、中日に所属していただけに、滅多に接することのできない雲の上の人。それだけに「何が何だか分からない1時間だった」と詳細は覚えていない。「でもたぶん、最後辞める年だったんですけど、一番真剣に振ったかなという1時間だった。ただただ疲れましたね」と無我夢中でバットを振った。

 日の丸を付けてともに戦った時も、学びがあった。普段は陽気で明るく、優しい人だったが「すごく勝負に厳しい方だった」とオンオフの切り替えの早さを実感した。長嶋さんが背負った日の丸を今は自分が監督として背負う。「勝負にこだわって、ファンの方にいい試合を見せたいなと思います」と先人の魂を背負い、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2大会連続の優勝を狙う。

 重責を担う侍の指揮官は、生前の長嶋さんから激励を受けていた。「最後、決断するのは自分なので、自信を持ってやってほしいっていうことだった。今ちょうどそのまっただ中にいると思いますので、しっかりと自信を持ってやっていこうかなと思います」。迷いを断ち切り勝負に徹する。侍ジャパンにも長嶋さんの「魂」は確実に根付いている。

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