高市早苗首相 戦後日本の象徴の長嶋さんに追悼メッセージ「甚大なご功績は永久に不滅です」

[ 2025年11月21日 11:05 ]

高市早苗首相(ロイター)

 6月3日に89歳で死去した巨人長嶋茂雄終身名誉監督のお別れの会「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」が21日、東京ドームで開かれた。高市早苗首相(64)が、戦後の日本を象徴するスーパースターに追悼メッセージを寄せた。

 穏やかな表情で天国のミスタープロ野球に「長嶋茂雄さん、ありがとうございました。長嶋さんが今を生きる人々にいだした計り知れない影響、後世に残された数えきれない功績に心から感謝の念と敬意を捧げたいと思います」と語りかけた。

 「闘志むき出しのプレーからは勇気を、何事にも前向きに取り組む姿勢からは夢を、ユーモラスな語り口からは希望を多くの方々が享受しました。また、66年前のいわゆる天覧試合をはじめ、ここぞという時の勝負強さは多くの方々に感動を与えました。プロ野球を国民的娯楽に押し上げた最大の功労者と言っても過言ではないと思います。さらには、後進の育成にも尽力され、松井秀喜さんをはじめ、長嶋さんのご指導を受けた方は国内にとどまらず海外に活躍の場を広げました。その系譜は先日、3年連続4度目のリーグMVPの栄冠に輝いた大谷翔平選手をはじめ、日本人メジャーリーガーの皆様に脈々と引き継がれています」と日本に与えた功績を称えた。

 「政治の世界では『党派を超えて』という言葉がよく使われます。プロ野球の世界にもG党、虎党など様々な呼び名がありますが、長嶋さんの誰にも愛されるお人柄は、まさに党派を超えて多くの方々を魅了しました。平成25年には政府から長嶋さんに国民栄誉賞を贈りました。その際、当時の安倍総理は『戦後最高のスーパースター』と讃えています」としたうえで「長嶋さんが残された甚大なご功績は永久に不滅です」と話した。

 2分半、原稿を読むことなく語りかけ「長嶋茂雄さんに心からの哀悼の誠を捧げますとともに、天国から今後の野球界を見守り続けてくださることを祈念申し上げます。誠にありがとうございました」と結んだ。

 ドーム内には国内最大級の横49メートル、奥行き10メートル、高さ3・2メートルの祭壇を設置。同心円状に広がる形状は「太陽」をイメージし、陽光のように人々を明るく照らした天真爛漫でポジティブな人柄が表現された。祭壇の中心部には、ガーベラ、カーネーション、ヒマワリなど背番号にちなんだ「3万3333本」の花を装飾。長嶋さんの人柄に魅せられたファンたちが集い、カラフルな花畑のように咲き誇るさまが表されている。

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