「自己中心的な決断だったが正しかった」トニー・ビテロ氏、愛するテネシー大を離れメジャーの舞台へ

[ 2025年10月26日 06:42 ]

トニー・ビテロ氏(AP)
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 ジャイアンツの新監督に就任したトニー・ビテロ氏(47)が、テネシー大学の地元で記者対応。プロでのコーチ経験がないまま大学から直接メジャーリーグの監督に就任するという史上初のケースとなった。「これまでずっとチームプレーヤーであろうと努めてきましたが、今回は自分のために自己中心的な決断をしました。でも、それが必要なものであり、正しい決断だったと思います」と説明した。

 スポーツ専門局「ESPN」電子版が報じている。ビテロの名前が初めてジャイアンツの監督候補として報じられたのは18日で、その時点で最有力とされたが、本人は「まだ決定していなかった」と述べ、報道のあり方に不満を示した。

 「自分はあの報道に関わっていません。あれが皆を混乱の渦に巻き込みました。自分がわがままなスターだなんて思われていないといいのですが、結果的にはそう見えてしまったかもしれません」。決断に際して「考え得る限りの人に相談した」と明かしている。

 最終的にビテロはジャイアンツを選び、22日に球団から正式発表が行われた。テネシー大学では通算341勝131敗という成績を残し、大学野球の男子カレッジ・ワールドシリーズに3度出場、そして2024年には全国優勝を果たした。

 進退を考える中で、テネシー大のファンたちは21日の紅白戦で声援を送り、「残ってほしい」と書かれた横断幕を掲げていた。最終的にチームを去る決断をしたものの、ビテロはファンへの感謝を強調している。ジャイアンツの就任会見は来週30日に行われる。

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