阪神・デュプランティエが“日本S第4の男” ライブBP打者17人に無安打9K 「理想通りのボール」

[ 2025年10月19日 05:15 ]

<阪神全体練習> シート打撃に登板したデュプランティエ(撮影・大森 寛明)
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 まさに圧巻の投球だった。阪神のジョン・デュプランティエ投手(31)が18日、甲子園でライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。自慢の直球を武器に打者17人を無安打に抑え、9奪三振と圧倒した。25日に開幕する日本シリーズ(S)へ向け、仕上がりは順調そのもの。村上、才木、高橋に続く“日本S第4の男”として、臨戦態勢は整った。

 デュプランティエが「日本S第4の男」として堂々、名乗りを上げた。甲子園球場で行われたライブBPで5イニング想定で80球を投げ、打者17人相手に無安打投球を展開。9奪三振と持ち味も存分に発揮し、快投を演じた。

 「全球種が良かったですし、特に真っすぐが良かったですね。自分の理想通りのボールを投げることができたので、そこは本当に手応えを感じています」

 力でねじ伏せ、18・44メートルの空間を支配した。先頭の高寺を3球全て空振りで三振と最高のスタートを切ると、勢いは止まらない。角度のついた強い直球を軸に、小幡、熊谷、中川ら若虎打線に三振と凡打の山を築かせた。カットボール、スライダーなど全5球種の感触も確かめ、外野への打球を許したのも一度のみだった。8月に発症した下肢の張りの影響も、皆無。見守った藤川監督から時折、拍手も受け、充実の“調整登板”を終えた。

 「きょう(18日)本当は投げる予定だったので、そのまま登板間隔が空かないようにしっかり想定してマウンドに立って、自分が思ったような投球ができた」

 CSファイナルS第4戦の予告先発として一度は発表されるも、チームが全勝突破したため登板機会は巡ってこなかった。ぶっつけ本番で頂上決戦に向かうことになるが、問題はない。グラウンド上で奮闘するチームメートの姿から「本当に凄い刺激になったので、素晴らしかった。タイガースの一員としてプレーできてることを凄く誇りに思います」と熱を受け取り、自らの闘志に火を付けた。

 25日から幕を開ける日本Sでも、村上、才木、高橋に続く“第4の男”を任される見込み。「まだ自分の仕事は終わったわけではない。完遂するために取り組んでいきたい」。物語はまだ途上。果たすべき使命を胸に、デュープは日本一を目指す戦いへと向かう。(山手 あかり)

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