ロバーツ監督「朗希を大いに称賛する」 守護神起用・佐々木の序盤からの成長は「彼の闘志を物語っている」

[ 2025年10月17日 10:53 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦   ドジャース3―1ブルワーズ ( 2025年10月16日    ロサンゼルス )

ナ・リーグ優勝決定シリーズ<ドジャース・ブルワーズ(3)>最後を締めた佐々木を出迎えるロバーツ監督(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が16日(日本時間17日)、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦に3―1の9回から5番手として登板し、ブルワーズ打線を3者凡退に仕留め、ポストシーズン(PS)3セーブ目をマークした。デーブ・ロバーツ監督(53)は試合を締めくくった“守護神”を称賛した。

 PS6試合目の登板となった佐々木は8回の攻撃時から入念に準備を進めて、最終回のマウンドへ。最初の打者・ボーンの3球目にこの日最速の99.8マイル(160.6キロ)を計測。カウント2―1から96.8マイル(約155.8キロ)直球で遊ゴロに仕留めると、大観衆からは自然発生的に「ロウキコール」が沸き起こった。

 大応援の中、続くフリリックを99.4マイル(約159.9キロ)直球で力ない遊飛に仕留め、最後はこの日2安打のダービンをスプリットで三振に斬った。佐々木は力強く右拳を握り、気合のこもった表情を見せ、捕手・スミスは派手なガッツポーズ。右腕はナインとマウンド付近でハイタッチを交わし、勝利の喜びを分かち合った。

 指揮官はシーズン序盤の佐々木の姿と、この日の自信あふれる姿を比較し「彼の成長は決して順風満帆なものではありませんでした。彼が苦しんでベンチで感情的になっていたあの時。そこから彼が自己反省し、健康を取り戻し、我々の今年のチームの構想に再び入ってきたことは、彼の闘志を物語っています」と評価する。そのうえで「4月や5月の時点では、誰も彼がこの役割を担うことを予測できなかったと思います。ですから、そこまで到達した朗希を大いに称賛します」と笑顔を見せた。

 13日(同14日)の第2戦では2―0の9回から2番手として登板。1死からポストシーズン(PS)初めての四球を与え、二塁打、犠飛で1点を失い、2死一、三塁のピンチを残したままマウンドを降りた。PS登板5試合目で初めての失点を喫し、160キロ超が1球もなく、平均球速も157・7キロで9日(同10日)のフィリーズ戦から2・4キロも低下していた。

 ロバーツ監督は15日(同16日)の会見で佐々木の疲労や消耗度について「まったくない。何の問題もない。トレーニングスタッフもコーチ陣も、全員がいい状態だと感じている」と否定し、今後も登板に制限を設けないことを明言。「チャンピオンを目指しているわけだから、全員が準備しておく必要がある。最適な選択が彼なら、彼が投げる」と話していた。

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