ソフトバンクがCS突破に王手!! スーパースター、柳田悠岐が本領発揮!

[ 2025年10月17日 06:00 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第2戦   ソフトバンク3―0日本ハム ( 2025年10月16日    みずほペイペイD )

<ソ・日>8回、先制3ランを放ち生還する柳田(右)(撮影・成瀬 徹)
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 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)は16日に第2戦が行われ、優勝チームのソフトバンクが2位の日本ハムを3―0で下し、アドバンテージを含む3勝でCS突破に王手をかけた。0―0の8回に柳田悠岐外野手(37)が先制3ラン。CS歴代最多タイ10本目のアーチで試合を決めた。チームは本拠地CS11連勝。きょう17日の第3戦で勝つか引き分ければ、2年連続の日本シリーズ進出が決まる。

 打球が逆方向の左翼スタンドに着弾する。経験豊富な柳田もさすがに感情の高ぶりを隠せなかった。ダイヤモンドを一周すると、雄叫びを上げながら仲間と荒々しくハイタッチを交わした。

 「えぐいですね。今、バリ(凄く)疲れてます。アドレナリンが出ました」

 両軍無得点で迎えた8回1死一、二塁のチャンス。2番手・上原の150キロを仕留めて試合を決めた。お立ち台でも興奮は冷めやらず「初めまして。柳田です!」「アドレナリンMAX!」と“ギータ節”で絶叫。「皆さん、お久しぶりです。シーズン中、活躍できなかったので、取り返せるように必死こいて頑張ります」と誓った。小久保監督も「あそこで打つのはスーパースター」と最敬礼だった。

 苦しいシーズンだった。右脛骨(けいこつ)骨挫傷で4月中旬に戦列を離れ、復帰は9月末となった。心が折れてしまいそうな長期離脱の中でも常にポジティブな姿を見せていた。「もしかしたら最後出られるかもと思っていたので、戻った時にいいパフォーマンスを出せるようにということだけは考えてました」と振り返る。

 得意のCSで力を発揮し、通算本塁打は球団OBの内川聖一に並ぶ歴代トップの10本となった。実は前日、始球式に訪れていた内川氏と本塁打数の話題になり「頑張れ」とハッパをかけられていたという。「そういう話をしていたので意識はしてました。次は内川さんを超えたいなと思います」と笑みを浮かべた。

 レギュラーシーズン最後の10月の2試合でも2戦連発締め。この日の一撃を含めた3アーチは全て逆方向への一発だ。「若い頃よく打ってたので、懐かしいなという感じです」。年齢を重ねても打撃への探究心は衰えていない。

 アドバンテージを含めて3勝とし、日本シリーズ出場に王手をかけた。「(リハビリ中)筑後でサポートしてくださった人がたくさんいた。そういう人のためにも結果を残すという気持ちでずっといます」。感謝の思いを胸にまずはCSを突破し、昨季届かなかった日本一まで突き進む。 (木下 大一)

 ○…ソフトバンク・柳田が8回に決勝の左越え3ラン。CSでは10本塁打目で球団OBの内川聖一に並んで歴代最多。打点36は自身の最多記録を更新した。また、52安打は坂本勇人(巨人)に並ぶ歴代2位。

 ○……ソフトバンクがアドバンテージを含め3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。過去のプレーオフ、CSで先に王手をかけた46チームのうち43チームが進出。突破率は93%で、今回のように無傷の王手は24チーム全てが進出しており、突破率は100%になる。

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