阪神・藤川監督 「巳年ですからヘビのようにゲームができた」 個人を褒めない球児流継続「いや特に」

[ 2025年10月16日 23:45 ]

セCSファイナルステージ第2戦   阪神5-3DeNA ( 2025年10月16日    甲子園 )

セCSファイナルS<神・D>10回、サヨナラ2ランを放った森下(左)を抱きしめる藤川監督(撮影・島崎忠彦)
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 阪神・藤川監督が日本シリーズ進出に王手をかけた。試合後、最初に目を向けたのは、森下がサヨナラ2ランを放った派手な場面ではなく、持ち味の粘り強さやファンへの感謝。「チーム全体で我慢強く戦いながら、チャンスを作りながらいきましたけど、全国のタイガースファンも応援してくれているでしょうから、最後にやっぱり、自分たちに計り知れないパワーが働きますね」と語った後に、「森下すごいですね」と短くサヨナラ打のヒーローをねぎらった。

 4回に試合をひっくり返されて1点を追う苦しい展開を強いられた。2番手以降の畠、湯浅、岩貞、石井、及川の奮闘が勝利につながった。5得点のうちの3得点は、近本が先頭で選んだ四球が足がかりになった。それらを踏まえ「個人ではなく、みんなでつないでつないでそのシーン(森下のサヨナラ弾)を迎えられていますから。しのぎながら、みんなでよくつないでね。巳年ですから、少しヘビのようにゲームができたんじゃないかと思います」とチーム一丸の勝利だと訴えた。

 個人の評価を求められても、初戦と同様に一切応じなかった。8回の佐藤輝の同点打の感想を聞かれても「いや、特に。全員同じように見ていますから」と返答を渋った。

 5回表終了後に約50分の中断があったものの、「才木の登板がちょうど終わったところでの雨でしたから。アウトを一つ残す状況ではなく、天気に恵まれたといいますか、うまく付き合えたんじゃないですかね」と意に介さなかった。

 「雨が降る前から(スタンドのファンが)レインコートみたいなのを着てるのが見えて、皆さん情報が早いなと思いながら、それを見て雨なのかなっていうところですけど。ゲームは激しいですけれど、全国のタイガースファンの皆さんにこの時期までこんな熱い野球を見せられることが、また自分もチームを預かる立場として誇りと思ってまた明日から臨みたいです。明日また分からないですからね、丁寧にいきます」

 淡々とした口調を貫き、会見場を後にした。

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