広島・常広羽也斗 大炎上8失点 同点の8回に救援登板も悪夢…1イニングもたず降板

[ 2025年9月29日 05:05 ]

セ・リーグ   広島2-10DeNA ( 2025年9月28日    マツダスタジアム )

<広・D25> 8回、筒香に走者一掃の二塁打を浴びた常広(中央) (撮影・平嶋 理子) 
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 2年目の広島・常広羽也斗投手(24)が大炎上した。28日のDeNA戦に同点の8回から救援し5連打を含む8安打を浴び、2/3回を自己ワースト8失点で4敗目。登板3試合連続で失点するなど精彩を欠いた。チームも3連敗で借金18となり、5位以下が確定した。 

 目を覆いたくなる惨状だった。2―2の8回に登板した常広がつかまった。1死から佐野、山本に連打を浴びて二、三塁のピンチを招き、石上に落ちきらず甘く入ったフォークを右前へ運ばれ決勝の勝ち越し点を奪われると、球場は大きなため息に包まれた。

 ここで食い止めたいところだったが、林に内野安打を許して一、二塁。代打・度会に左前適時打を打たれ、さらに2死満塁とし筒香に左越えの3点二塁打。ビシエドにはフォークがすっぽ抜けて死球となり、一、二塁から佐野の代走で起用されていた神里にも左中間へ2点三塁打を許すと、さすがにベンチも我慢しきれなかった。

 「1イニングで真っすぐがあんな感じだったら、打たれる。出力が出せずコントロールも甘かった。打たれるべくして打たれた」

 21日のDeNA戦で先発し4回7失点で敗戦投手。前回26日のヤクルト戦から適性を見る一環で救援に挑戦したが、2試合とも失点。この日は1イニング持たずに交代と本来の力を発揮できない。特に球速に課題が残る。この日の最速は145キロで、直球のほとんどが140キロ台前半だった。先発時は150キロを計測するなど力強い速球と鋭く落ちるフォークとのコンビネーションを持ち味としたが、真っすぐに威力がない分、変化球も痛打される悪循環。それは常広自身が一番分かっている。

 「それ(球威がない原因)を考えて、これから10月、11月と練習していくことになる。原因をしっかり自分で見つけて、取り組めたらと思う」

 新井監督は来季以降の大きな戦力として期待するだけに「今日は真っすぐのキレがなかった。抑えても打たれても勉強だと思って、成長してもらいたい」と背中を押した。来季、ポテンシャルを発揮するためにも、課題と真摯(しんし)に向き合うしかない。 (長谷川 凡記)

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