DeNA 横浜でのCSに王手 残り4試合で3位巨人に3.5差 「意気に感じた」山本が殊勲打

[ 2025年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5-4巨人 ( 2025年9月26日    横浜 )

タオルを掲げる(左から)DeNA・宮城、森原、山本(撮影・島崎忠彦)
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 DeNA・山本の執念の一打が、2位でのCS進出王手に導いた。「バントのサインがなかったので頑張って走者を還そうと。凄く意気に感じました」

 4―4の7回無死一、二塁。犠打を想定し打席に向かうと、出たサインは「打て」。中川の外角シュートを逆らわず右前へ運んだ。「“絶対にゲッツーを打たない打法”が功を奏しました」。無死満塁に好機拡大、のはずだった。だが右翼・オコエがライトゴロを狙い、二塁封殺を焦って悪送球に。二塁走者だった筒香が一気に生還し、決勝点となった。山本に勝利打点は付かないが、「勝てた。僕の打点とかはいいです」と笑顔が広がった。

 本職の捕手では7回無死一塁で、岸田の代走・佐々木の盗塁を阻止。9回無死一、二塁では、増田大の捕手前に転がるバントを三塁送球し封殺した。ともにピンチの芽を摘むビッグプレーだ。

 頑張る理由がある。昨季は9月15日広島戦で死球を受け右尺骨を骨折。CS争い終盤の戦いを棒に振った。日本シリーズでベンチ入りも、試合出場はなし。26年ぶり日本一の胴上げには参加した。

 そして、同学年の主将・牧だ。8月7日に左手親指を手術。CS復帰に向け懸命にリハビリを重ねる。牧は昨季、山本が骨折した翌日にベンチに背番号50のユニホームを飾った。「祐大のために」。チームの合言葉となり頂点に上り詰めた。

 山本は25日に牧に会った。「ポストシーズンで彼が戻れるところを僕らがつくらないと」。昨季と立場が逆転。今は山本が牧を励ます番。その思いを勝利につなげた。

 これで4年連続のシーズン勝ち越しを決めた。きょう27日の巨人戦に勝つか引き分けで、CSファーストSを本拠地で開催できる2位が確定する。「去年はケガで悔しかった。今年は最後まで戦う」。主将を待つマスクマンの戦いはここからが本番だ。 (大木 穂高)

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