ヤクルト・川端慎吾が今季限りでの引退表明 涙の会見「このへんで身を引くのが一番ベスト」決断は最近

[ 2025年9月27日 12:00 ]

<ヤクルト川端慎吾・引退会見>涙をこらえながら会見する川端 (撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの川端慎吾内野手(37)が27日、今季限りで現役を引退することを表明した。

 この日、都内の球団事務所で会見を開き 冒頭に「今シーズンをもちまして引退することになりました」と報告。涙を浮かべながら「悩んで悩んで、このへんで身を引くのが一番ベストではないかなと思って、つい最近なんですけど、決断しました」と説明した。

 野手最年長となった20年目の今季は1軍での試合出場がなく、イースタン・リーグでは75試合で打率・241、2本塁打、19打点という成績だった。「ヤクルトで20年間野球をやらせてもらって本当に感謝しています。山あり谷ありで。いろんなことがありましたけど、全て財産になっている」と振り返り、「20年に2度目の腰の手術をして、なかなか復活は難しいかなと思っていたけど、高津監督に21年に開幕から使ってもらって、ビックリするような活躍ができてチームの戦力になれたことが一番うれしかったです」と感謝。「リハビリが一番苦しかったですね。家族の支えだったり、どんなに苦しい時でも明るく支えてくれたのが一番の原動力になったのかな」と話した。

 プロ野球人生については「悔しい気持ちを忘れずに、しっかり練習を頑張りました。本当によくやったんじゃないかなと思いますね」と自身をほめ、「両親にはもちろん、家族、いろんな人に支えてもらった。たくさんの人に感謝の気持ちを伝えていきたい。これからみんなと一緒に野球をすることはできないんですけど、未来のある選手ばかりなので、成長を陰ながら応援したいです」と語った。高津監督からは“今日、明日と最後一緒に戦ってくれないか”と連絡を受けたという。会場に花束を持って中村悠平、山田哲人らが登場すると、涙が止まらなかった。

 川端は市和歌山商から05年高校生ドラフト3巡目でヤクルトに入団。たぐいまれな打撃センスで15年には首位打者と最多安打のタイトルを獲得した。近年は主に代打の切り札として活躍していたが、出場機会を減らしていたこともあり「燕の安打製造機」はバットを置くことを決断した。

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