阪神・佐藤輝明 今季35号は球団最多の05年金本に並んだバンテリン6発目 確信の一発「イメージ通り」

[ 2025年9月3日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5-3中日 ( 2025年9月2日    バンテリンD )

<中・神(18)> 3回、先制2ランを放つ佐藤輝 (撮影・亀井 直樹) 
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 阪神は2日、中日戦(バンテリンドーム)に5―3で勝利し、3連勝で優勝マジックを一つ減らして「6」とした。佐藤輝明内野手(26)が3回1死一塁の2打席目に右翼へ先制の35号2ラン。これでバンテリンドームでは05年の金本知憲に並ぶ球団最多のシーズン6本塁打に到達した。2年ぶりのリーグ制覇へ向けて突き進む猛虎は、貯金を今季最多の30へ伸ばした。

 今季、佐藤輝がバンテリンドームの打席に入れば球場が狭く見える。それはこの夜も同じだった。乾いた打球音が鳴り響いたのは0―0で迎えた3回1死一塁で迎えた2打席目。1ボールから先発・マラーの内角高めのツーシームを完璧に捉えた。

 「(森下)翔太が出てくれて自分も打ってやろうと思っていた。高めの球をしっかり振り抜くことができた。イメージ通り。いいホームランだった」

 打った瞬間、右翼・上林も追うのをすぐに諦めた会心の一撃は中段へ着弾した。3試合ぶりの一発となる先制2ランで自己最多タイの5試合連続打点。強打を武器に球団初の日本一に輝いた85年岡田彰布のシーズン35本塁打にも肩を並べた。また、シーズンの勝利打点16度も両リーグトップを走る同僚の森下の17度に迫った。

 もう、虎の大砲に球場の広さは関係ないだろう。今年2月には来季からバンテリンドームに“ラッキゾーン”が新設されることが決定。その一報を聞いた際には「甲子園につけてほしいっすね」と熱望していたものの、球場別最多となる甲子園の8発に次いで名古屋では10戦で6発だ。「(狭いだけで)めちゃくちゃ(気持ちは)変わる」と、本塁打が出やすい神宮や東京ドームに強烈な嫉妬心を抱いていても、今年は投手天国の球場を全く苦にしない。この2球場でのアーチ量産こそが進化の証だろう。

 「(バンテリンでの本塁打量産は)たまたまなんでしょうけど、(打てていることに関しては)いいんじゃないですか」

 同球場では05年に金本知憲がマークした球団最多のシーズン6本塁打に並んだ。ビジター球団の記録は00年に松井秀喜が記録した8本。残り2試合もあるなら可能な数字だ。両リーグを独走する35本塁打、86打点。この夜で121試合を消化し05年の金本知憲以来となる「40」の大台にも“マジック”「5」とした。

 「いや、もう変わらず(プレーをするだけ)。明日(3日)も頑張ります!」

 18年ぶりのリーグ優勝に貢献した23年の9月以降も計9本塁打、29打点を残したお祭り男。チームのVを加速させる虎の4番に、今年は“鬼門”の2文字など存在しない。(石崎 祥平)

≪マジック対象チームは巨人とDeNA≫
 ○…阪神のマジックは6で、最短Vは5日のまま。きょう3日の対象チームは巨人とDeNAの2球団で、阪神のマジックが2つ減るための条件は、<1>阪神○、<2>巨人●、<3>DeNA△か●の全てを満たす必要がある。

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