【高校日本代表】早大志望の横浜・阿部葉太が東京六大学の好投手撃ち「木製バットの不安なくなった」

[ 2025年9月1日 11:30 ]

<U-18高校日本代表・侍ジャパン大学日本代表>3回、安打を放つU-18高校日本代表・阿部(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 9月5日に沖縄で開幕する「第32回WBSC U18ワールドカップ」で連覇を狙う高校日本代表は8月31日、大学日本代表との壮行試合に臨み、1―8で敗れた。今春選抜で優勝した横浜(神奈川)の阿部葉太主将(3年)は「4番・中堅」で出場し、大学球界屈指の投手陣からの2安打で本番へ弾みをつけた。

 甲子園優勝の味を知る主将の阿部がバットで高校侍を鼓舞した。「主将は自分のものという自覚があるので、責任を持ったプレーをしていきたい」と語っていた決意を体現した。

 まずは初回。2死一塁から3球目の低めスライダーを右前に運んで好機を拡大。後続が倒れて先制にはつながらなくても早大の3年生左腕・宮城との「左対左」を制した。高校No・1外野手と称される中でプロ志望届は提出せずに早大進学の意向を示し、“先輩”へ名刺変わりの一打だ。

 続く3回も2死一塁で打席を迎え、今度は中前へ鋭いライナー性で打ち返した。創設100周年を迎えた東京六大学野球の今春リーグ戦で投手のベストナインを勝ち取った好左腕の明大・毛利が投じた直球を捉えた。

 「やはり大学生投手は1球、1球の質が全く違った。このレベルの投手と対戦できたのは凄くアドバンテージになると思います」

 大学ジャパンとの力試しで確かな実力を発揮。不慣れな木製バットに早くも順応した形で「そこ(木製バット)に関する不安は今日でなくなったと思います」と確かな手応えを得た。「個のレベルは間違いなく高い。チームワークを高めて(決勝の)9月14日には笑って終われるようにしたい」と連覇を誓うU18ワールドカップは5日に開幕する。(柳内 遼平)

 ◇阿部 葉太(あべ・ようた)2007年(平19)8月6日生まれ、愛知県出身の18歳。小2から田原東部スポーツ少年団で野球を始め、東部中では愛知豊橋ボーイズに所属し、3年夏は全国8強。横浜では1年夏からベンチ入り。50メートル走5秒9、遠投100メートル。好きな言葉は「愛・感謝・謙虚」。1メートル79、85キロ。右投げ左打ち。

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年9月1日のニュース