日本ハム福島が7回途中まで無失点投球!先頭打者を出塁させても冷静に対処、成長の証

[ 2025年9月1日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム0-1楽天 ( 2025年8月31日    エスコン )

<日・楽>5回、ゴンザレスを三振に仕留めた福島(撮影・高橋 茂夫)
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 優勝争いの重圧は高卒4年目にとって計り知れないだろう。それでも、先発マウンドに上がった日本ハム・福島がプレッシャーをはねのける快投を見せた。6回2/3を投げ、5安打無失点の好投。打線の援護に恵まれず勝敗は付かなかったが、絶対に落とせない一戦でまた成長を印象づけた。

 「(捕手の)田宮さんのおかげで、6回まではテンポ良く投げられました。ただ、7回にピンチを迎えてから、粘りきれなかったことが悔しい」

 1、2、5回と3度先頭打者を許しても冷静だった。150キロ超の直球を主体にカット、フォークなどを織り交ぜて6回まで二塁すら踏ませなかった。ピンチの場面では一段ギアを上げるなど、場面に応じて強弱をつけた投球に加藤投手コーチは「ボールに切れがあり、走者を許しても落ち着いて投げることができていた」と、及第点を与えた。

 バッテリーの読みもさえた。7回に四球と安打で1死一、三塁のピンチを背負い、迎えた代打・渡辺佳の場面。1ストライクから外して、スクイズを阻止してみせた。2死二塁から不運な二塁内野安打を許したところで降板。「自分の詰めの甘さを感じます」と振り返ったが、後続は代わった斎藤が1球で好リリーフした。

 今季は春先こそ不調で出遅れるも、7月に初昇格後は4試合に登板して3勝0敗。今季から毎登板後にオンラインで2軍コーチ陣やトレーナーらを交えて約1時間ほど“反省会”を開催しており、福島は「常にやることが明確なのでありがたいですね」と振り返る。2軍から一貫した指導が好調を支えている。

 チームは延長11回に力尽き、痛恨の2連敗となった。シーズン終盤、ひりついた優勝争いを経験できているのが何よりの財産だろう。(清藤 駿太)

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