【甲子園】仙台育英 PL学園に並ぶ歴代5位、夏の甲子園大会48勝目 3回戦で天理と並ぶ49勝目狙う

[ 2025年8月14日 10:09 ]

第107回全国高校野球選手権第8日 2回戦   仙台育英6―2開星 ( 2025年8月14日    甲子園 )

2番手で登板した仙台育英・吉川(撮影・大森 寛明)
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 仙台育英(宮城)が投打のかみ合う快勝で、3回戦進出を決めた。出場した4大会連続での3回戦進出。夏の甲子園大会は通算48勝目で、PL学園(大阪)に並び、歴代5位の勝利数となった。3回戦では天理(奈良)と並ぶ49勝目を狙う。

 傾きかけた流れをすぐさま、引き返した。先制点を失って迎えた初回の攻撃。強力打線が力を見せた。先頭の田山纏(2年)が三塁強襲の内野安打で出塁。1死後、土屋璃空(3年)が中前打を放つと、相手中堅手が打球処理にもたつく間に二、三塁と逆転の好機を整えた。4番・川尻結大(3年)の右犠飛で同点。なおも中継が乱れる間に二走の土屋も一気に生還し、逆転に成功した。

 指揮官の決断力も光った。1―2の3回、1死二、三塁のピンチを迎えた時点で先発の梶井湊斗(2年)からエースの吉川陽大(3年)へとスイッチ。背番号「1」は開星の中軸を確実に打ち取り、得点を許さなかった。

 吉川はその後も安定した投球を続け、8回に1点を失いはしたが、リードを守ったまま最後まで確実に投げきった。打線は中盤に着実に加点。投打両面で実力を出し切って勝利を収めた。

 初戦の鳥取城北(鳥取)戦では吉川が相手に付けいる隙を与えず、5安打12奪三振で完封勝利。3年ぶり2度目の全国制覇へ、申し分のないスタートを切った。頂点に立つために、準備に余念はない。この日までに開星のデータ分析を進め、内容は12ページにも及んだ。監督の導き出したこの試合のポイントは「1回の攻防がこの試合の9割を握る」。まさに思惑通り、初回の攻防で試合の主導権を引き寄せた。

 投打、さらに好守備で試合を引き締めるなど、総合力で勝ち切った。22年以来、3年ぶり2度目の頂点へ、着実に歩を進めた。

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