阪神・藤川監督 M点灯「知らなかった」 村上の予定は「本当は5回で」

[ 2025年7月30日 23:22 ]

セ・リーグ   阪神5―0広島 ( 2025年7月30日    甲子園 )

<神・広>村上(左)らを迎える藤川監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神は優勝マジック39を点灯させた。藤川監督は、リーグ制覇へ向けた1つの節目を「全然知らなかったですね(笑い)」と語った。その上で 「道中ですからね。まだ何もそういうことを考える時期ではないのかなと思います」と引き締めた。

 優勝を経験している現役時代のマジック点灯と比べ「それはもう全く違いますね」と語った。「現役の時は自分のコンディションと相談しながらタフだなと思う時もあるし、余裕だなと思う時もあるけど、そのあとにハードな働き場所が巡ってくることもたくさん経験していますから」。ブルペンを支えてきただけに、監督としては「できるだけそういうもの(疲労や重圧)を分散しながら、全体でベスト(な状態)をつくるということが大事かなと思うので」と救援陣の枚数を増やすことに腐心してきた。その取り組みが実るように、この日は及川、石井、桐敷とつないで今季23度目の無失点勝利に導いた。

 試合は先発の村上が3回以降に立ち直った。先発ローテーションを守り、球宴でも投げた疲労を考慮して「本当は90球ぐらいで、5回でと思ったんですけど」という当初予定を変更。6回無失点で先発の役目を果たし「次回が楽しみですね。ローテーションを外さず投げている投手なのでコンディションも少し気にしながらではありますけど、また本人と話してみてですね」と次回以降にも期待を寄せた。

 「村上は立ち上がりに少し、投球フォームの部分でどうかなと思ったけど、3イニング目ぐらいからすごく良くなったので、そこが一番、ホッとしていますね。ランナーが出るとフォームの修正がなかなかできずに、ゲーム対応に回っていくんですけど、緩いカーブなどをまじえながらですね、投げ込んでいく形が良くなってきたので、104球ですか、もうマックスまで投げてもらいましたけど」

 打線は相手のミスにつけ込む形で、安打がつながらなくても6回までに2点を奪った。

 「最初の得点がワイルドピッチ、2点目が押し出し。その点数ではゲームが決まることはなかなか難しいと思いながら見ていたんですけど、最後によく打線がつながってくれたということになりますね」。8回に3点を奪って試合を決めた。

 6回は1軍に昇格したヘルナンデスを代打で送り、押し出し四球で2点目を挙げた。2軍で打席機会を与えて状態を上げさせる措置が吉と出た。

 「ヘルナンデスもファームで打って今日上がってきた。運に恵まれたと言いますか、出番がちょうど回ってきてた。ファームで打席に入ってきたおかげでね、ボールが見えるというのもあると思いますから、出場機会というのはやっぱり大事だなと思いますね」

 マジックが点灯したとはいえ、手綱を緩めることはない。チームの生命線の投手陣について「まだまだ、何度も言いますけど、ビルドアップさせながらというのが必要かなと思いますね。どんなことが起こるか分からないですから、常に変わらずやり続けるというところに尽きると思いますね、はい」と厳格な姿勢を崩さなかった。

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