【高校野球】報徳学園が8強進出 今夏初先発・沢田悠佑が6回1失点好投 次戦は神戸国際大付と激突

[ 2025年7月22日 18:59 ]

第107回全国高校野球選手権兵庫大会5回戦   報徳学園6-1夢野台 ( 2025年7月22日    ほっと神戸 )

<報徳学園・夢野台>報徳学園・沢田ピッチング(撮影・井垣 忠夫)
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 2年連続の夏の甲子園出場を狙う報徳学園が、夢野台に完勝して8強に駒を進めた。

「3年生と一緒に甲子園を目指せる最後のチャンスなので、絶対に勝って、次につなげようと思いました」

 今夏初先発となった沢田悠佑(2年)が6回2安打1失点と試合をつくった。背番号17を背負った1メートル76、68キロの左腕。最速137キロを誇る直球に、スライダー、カーブ、チェンジアップを効果的に織り交ぜ、9三振を奪った。「真っすぐがある程度、スピードが出ていたので、追い込んでから抜いた変化球だったりでタイミングをズラせた。きょうは、いい感じに真っすぐが走っていました」と振り返った。

 今春の阪神地区予選Fブロック1回戦の伊丹西戦で先発。だが県大会では「自分の調子が悪くて」ベンチ入りメンバーから外れた。夏のメンバー返り咲きを期し、下半身主導のフォームを手に入れるべく遠投、助走を付けた投球を重ねた。そして復調につなげた。

 この日は、スタンドから昨夏のエース・今朝丸裕喜(現阪神)が観戦した一戦だった。2学年下の左腕からすれば、雲の上の存在。「球も速いですし、コントロールもいいですし、全然、追いつけない存在です。あまり話したことはないですけど、ピッチングを見ていて、投手に一番必要な真っすぐの角度だったり、球の強さだったりを見せてもらいました」。憧れの先輩の前で、成長したピッチングを披露した。

 大角健二監督も「沢田は非常に落ち着いて投げられて、大会での経験がない中で、しっかり、いい経験が積めたと思います」と目を細めた。一方で7安打6得点の打線については、やや物足りなさを感じつつ「打線は水ものなので、打てないながらも得点しているところをプラスに捉えていきたい」と視点を転換し、プラス要素を見いだした。

 準々決勝では、今春の県大会準決勝で5―4と辛勝した神戸国際大付との対戦が決定。大角監督は「投手陣がいい状態で来ている中で、対戦できる。打てるチームじゃないだけに、投手が元気なうちに当たって、そこを中心に粘り強く戦っていきたいと思います」と言葉に力をこめた。伝統の守り勝つ野球で、2年連続17度目の夏切符を目指す。

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