阪神・前メッツ傘下3Aの投手・ハートウィグ獲得を発表 「GO TIGERS!!」中継ぎで起用示唆

[ 2025年7月15日 05:15 ]

阪神が契約締結したグラント・ハートウィグ(球団提供)
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 阪神は14日、“独走V補強”の第1弾として、グラント・ハートウィグ投手(27=前メッツ傘下3A)の獲得を発表した。単年契約で推定年俸40万ドル(約5880万円)。背番号は82に決まった。23年の28試合を含むメジャー通算32試合に登板した救援投手で、球団を通じて「NPBでプレーすることに関して良い情報ばかりで、フィールド内外で日本の文化を体験できることに興奮しています。チームの勝利と優勝に向けて、自分のできる限りのパフォーマンスで貢献したいと思います。GO TIGERS!!」と談話を寄せた。

 投球の大半が150キロ台のツーシームで、そこにスライダー、チェンジアップ、カットボールを織り交ぜる。やや荒れ気味のボールで、マイナーリーグでは通算奪三振率11・48を誇った。ゴロアウトが多いのも特徴だ。

 兵庫県西宮市内の球団事務所で取材に応じた竹内孝行球団本部副本部長は「うちでは中継ぎで」と起用法に言及。その上で「うちにはなかなかいないタイプ。右の横投げに近い投げ方で、150キロ半ばまで球速が出るところが一番大きなポイント」と期待を寄せた。

 6月6日に石井が頭部に打球を受けて離脱したことで「本格的に動こうという話になった」と補強の動きを強めた。藤川監督の意向もあって、右の中継ぎで選定。2軍調整中の昨季31ホールドのゲラ、中継ぎもできるビーズリーの復調を見込みながら、「強みである投手陣の厚みを増すことで、本当に厳しい夏場以降の最終盤を戦いきれると思う」と獲得を決めた。2位に9・5ゲーム差の独走でも補強の手を緩めず。ブルペン陣の疲労が表面化する夏場に向けて手を打った形だ。今月中に来日予定で、8月以降の戦力に見込む。

 背番号82は野村克也元監督がつけた番号。主に首脳陣が背負う80番台を選手がつけるのは球団では初めて。力強い投げっぷりとともに、背中の番号も目を引きそうだ。 (倉世古 洋平)

 ◇グラント・ハートウィグ 1997年12月18日生まれ、米ミシガン州出身の27歳。MLBドラフトでの指名はなく、21年にメッツと契約。23年6月19日のアストロズ戦でメジャーデビュー。今季はメッツ傘下3Aで21試合に登板。メジャー通算32試合で5勝2敗、防御率5.14。マイナー通算130試合で16勝10敗24セーブ、防御率3.42。1メートル96、106キロ。右投げ右打ち。

 ≪竹内球団副本部長あと1人の補強を明言≫竹内球団副本部長は、あと1人補強することを明言した。13日に育成ドラフト3位の早川を支配下登録し、この日、ハートウィグの獲得を発表。あと1枠の余裕がある支配下登録の「70人枠」について「埋めた方が戦力として厚みが増し、選択肢も増える。埋める方向で考えている」と方針を示した。元阪神で、17年にセーブ王を獲得したドリス(四国・高知)が有力だが、「そこはノーコメントで」と伏せた。

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