“和製ペタジーニ”ソフトバンクの山本がプロ初安打から猛打賞「一番、うれしいヒット」

[ 2025年7月4日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―1日本ハム ( 2025年7月3日    ペイペイD )

<ソ・日>2回、プロ初安打を放った山本はガッツポーズ(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 “和製ペタジーニ”が2度目の1軍昇格で見事に覚醒した。ソフトバンク・山本がこの日、4月以来となる出場選手登録され、「6番・右翼」で先発。ウエスタン・リーグでトップを独走する戦で打率・378の背番号「77」はプロ初安打から猛打賞と大暴れだ。

 「今まで野球をやってきた中で一番、うれしいヒットでした」と、両親に渡す記念球を右ポケットにしのばせながら振り返った。

 2回の1打席目。金村の2球目カットボールを右前に運び、通算12打席目の快音に笑顔とガッツポーズが出た。同点の4回2死一塁では直球を中前打し、海野の決勝打につなげた。3点リードの6回には中堅フェンス直撃二塁打。「右手を上げて走ってしまった。生意気でした」。プロ初アーチはお預けとなったが余裕もあった。

 4月12日に4年目で支配下登録されたが、4試合で9打数0安打1打点で2軍へ降格。「何でもかんでも打ちに行って情けなかった」と悔やみ、独特のティー打撃で対応力を上げてきた。「後ろからワンバウンドで球を投げてもらい、変化後を仕留める。打つ幅が広がった」と明かす。

 「和製ペタジーニ」と山本をNPB通算233本塁打した強打の助っ人に例えたのは小久保監督。成長した姿に「2軍で無双だったので、いいときに呼んで3安打。打線が活気づいた」と称えた。

 東京出身の山本は“本家”を「神宮球場や東京ドームで見ていました」と幼少期の記憶があるという。異名に負けない活躍に「出来すぎかな」と控えめに余韻に浸っていた。 (井上 満夫)

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年7月4日のニュース