オリックス・才木が3年目でプロ初勝利 育成からはい上がったガッツが火消しの原動力

[ 2025年6月29日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス7―3楽天 ( 2025年6月28日    京セラD )

<オ・楽>中川(左)岩崎(右)らに腕を掲げられる才木(撮影・後藤 正志)
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 育成ドラフト入団から3年目のオリックス・才木が待望のプロ初勝利だ。「コーチに行くぞと言われた時に一気にエンジンかかりました」。同点の5回2死一、二塁で登板し、4番・ゴンザレスを投ゴロに仕留めてピンチを脱出。味方の勝ち越し点を呼び込んだ。球団で打者1人を抑えてプロ初勝利を挙げたのは13年6月16日ヤクルト戦で記録した鴨志田貴司以来、12年ぶりとなった。入団時は2軍投手コーチだった岸田監督は愛弟子の活躍に「マウンド度胸がいい」と目を細めていた。

 【記者フリートーク】才木は退寮して独り暮らしを始めた昨オフから“早起きは三文の徳”を実践し続けてきた。午前4時に起床し、同5時には大阪・舞洲で本田仁とともにトレーニング開始。4時間みっちりと体を追い込み、多くの選手が練習を始める同10時前にさっそうと引き揚げる。

 「慣れたら全く苦じゃないですよ。周りを気にすることなくできますし、昼から使える時間も長いので」

 今春のキャンプ中には右太腿を痛めながらも「離脱だけは…」と意地の完走。開幕から2軍生活が続いても「夏場が勝負。見といてください」と腐らなかった。育成出身で「レベルが全然違う」ところからはい上がったガッツが、打者一人への気迫あふれる火消しの原動力だった。(オリックス担当・阪井 日向)

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