大谷翔平がメジャー移籍後最速の163・6キロをマーク 今季3度目の登板は2回1安打無失点

[ 2025年6月29日 05:48 ]

インターリーグ   ドジャース―ロイヤルズ ( 2025年6月28日    カンザスシティ )

ロイヤルズ戦で先発し2回を無失点に抑えたドジャースの大谷翔平(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、敵地でのロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で出場。今季3度目の先発となった投手としては、初回に公式戦ではメジャー移籍後最速となる101・7マイル(約163・6キロ)を計測するなど、2回で27球を投げ、1安打1三振1四球で無失点に抑えた。

 投手に復帰後、初めて打席に立ってから登ったマウンドで大谷が魅せた。先頭のインディアに対し3球目で100・1マイル(約161・1キロ)をマークするなどして二飛に打ち取った。続くウィットには左前打され、さらに3番・ガルシアには四球を与えて1死一、二塁。そして4番・パスクアンティノに対しカウント0―2と追い込んだ後の3球目に101・7マイル(約163・6キロ)をマークし、二ゴロ併殺に打ち取った。101・7マイル(約163・6キロ)はドジャースの今季最速でもああった。

 これまでの大谷の最速は公式戦では22年9月10日のアストロズ戦でタッカーに投じた101.4マイル(約163.2㌔)。公式戦以外も含めた渡米後最速は21年3月21日のパドレスとのオープン戦でタティスに投じた101.9マイル(約164㌔)となっていた。ちなみに自己最速は日本ハム時代の16年10月16日のCSファイナル第5戦ソフトバンク戦で内川、吉村に投じた165㌔だった。

 また、別カテゴリーでは23年3月16日のWBC準々決勝ラウンド東京プールのイタリア戦で、2回先頭のパスクアンティノを102マイル(約164・1キロ)の直球で空振り三振に斬っていた。同じオパスクアンティノに対しこの日メジャー移籍後最速をマークしたあたりは何とも不思議な巡り合わせだった。

 投手復帰後、初めて突入した2イニング目も安定した投球を披露。5番・ペレスを98・8マイル(約159キロ)の速球で中直に抑えると、6番・カグリオンはカウント1―2から89・1マイル(約143・4キロ)のスライダーで空振り三振に斬って落とした。そして、7番・ロフティンはカウント0―2から最後は98・6マイル(約158・6キロ)のスイーパーで捕邪飛に打ち取った。

 大谷は16日のパドレス戦で2023年8月23日のレッズ戦以来663日ぶり、同年秋の2度目の右肘手術後としては初めて投手として電撃復帰。先発で1回を投げ2安打1失点だった。復帰2戦目となった22日(同23日)のナショナルズ戦は1回を投げ無安打2奪三振無失点だった。

 すでにデーブ・ロバーツ監督(53)は、大谷の3度目の登板は様子をみながらという条件で復帰後初の2イニングとなる可能性を示唆していたが、その期待通りに2回を無失点に抑え、首脳陣を喜ばせた。

 試合前には、開始5分前までブルペンで投球練習。15球を投げ、インターバル置いて8球と計23球を投げた。ブルペン付近のスタンドには人だかりができ、スタメン発表でも大歓声。敵地ながらチケットが完売になった大きな理由が「大谷」であることを示す人気ぶりだった。

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