東北福祉大7年ぶり4度目V!桜井頼之介 2日連続先発で118球1失点完投

[ 2025年6月16日 05:00 ]

第74回全日本大学野球選手最終日・決勝   東北福祉大8―1福井工大 ( 2025年6月15日    神宮 )

<福井工大・東北福祉大>優勝し、歓喜の東北福祉大ナイン(撮影・五島 佑一郎)
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 東北福祉大が8―1で福井工大を下し、7年ぶり4度目の優勝を飾った。準決勝に続いて2日連続で先発した今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・桜井頼之介投手(4年)が7安打1失点で完投勝利を挙げ、最優秀投手賞に輝いた。打線は大会記録を3安打更新する5試合計59安打をマーク。最高殊勲選手賞には佐藤悠太外野手(3年)が選出された。

 頼れるエースが日本一に導いた。9回2死一塁。好投を続ける右腕・桜井頼は疲れを知らない。118球目。こん身の148キロ直球で空振り三振を奪い、両手を広げた。

 「役割はチームを勝たせること。それだけを考えてマウンドに上がりました。(優勝の瞬間は)高ぶりすぎてよく分からなかった」

 リベンジの舞台だった。前日は青学大との準決勝に先発も3回1/3を3失点(自責点2)で降板。この日は今秋ドラフト1位候補の右腕・堀越が先発する選択肢もある中、2日連続で先発を託された。

 「全員で勝つことを目標にしてきた」と、負けられない大一番で7安打1失点の完投勝利。自己最速まで1キロに迫る150キロを計測した直球、スライダー、フォークと多彩な球種がさえて7奪三振。山路哲生監督が「凄い投手になってくれた」と称賛する快投で最優秀投手賞を受賞した。

(目標プロ入り/) 迷いなく「自分の目標はプロ野球選手」と言う。聖カタリナ学園(愛媛)では3年春にエースとして甲子園に出場したがプロ志望届は提出せず進学を決断。昨年まで直球は常時140キロ前半だったが、体の開きを抑えたフォームに改良したことで平均球速が上がった。春季リーグ戦で無敗の3勝を挙げ全国舞台に導いた。

 参加が決まっている大学日本代表の選考合宿(平塚)は21日にスタート。プロ入りへの登竜門とされる大学ジャパン入りへ「名前(頼之介)の通り、頼られる選手になっていきたい」。日本一の自信を胸に、日の丸を背負う覚悟がある。(柳内 遼平)

◇桜井 頼之介(さくらい・よりのすけ)2003年(平15)7月21日生まれ、兵庫県尼崎市出身の21歳。小1から野球を始め、聖カタリナ学園(愛媛)では3年春に甲子園出場。50メートル走6秒2、遠投120メートル。好きな言葉は「努力に勝る天才なし」。1メートル73、66キロ。右投げ右打ち。

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