巨人・井上温大 喪章を付けて力投も…初のスライド登板で7回5失点降板 4回以降は無安打投球

[ 2025年6月4日 20:10 ]

交流戦   巨人―ロッテ ( 2025年6月4日    ZOZOマリン )

<ロ・巨>初回を無失点に抑えた巨人先発・井上。右肩には喪章が(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の6年目左腕・井上温大投手(24)が交流戦初戦となった4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季10度目の先発登板。2回に2本塁打を浴びて3点先制を許すなど3回までに5点を失って7回5安打5失点で降板し、2試合ぶりとなる今季4勝目を手にすることはできなかった。

 国民的スーパースターで、巨人の終身名誉監督だった長嶋茂雄さんが前日3日、肺炎のため89歳で死去。巨人は同日のロッテ戦が雨天中止となり、井上はプロ初のスライド登板に臨んだ。

 試合前には黙とうが行われ、巨人ナインはユニホームの左袖に、井上は右袖に喪章を付けての一戦。井上は初回から150キロを連発する力の入った投球で3者凡退に打ち取り、順調に立ち上がったかに思われた。

 だが2回、プロ初の4番に入った先頭・山本に1ボールからの外角スライダーを右翼ラッキーゾーンへ先制の4号ソロとされると、9球粘られた岡を四球で塁に出してから藤岡には2ボールからの高め直球を今度は右翼スタンドへ3号2ランとされ、この回一挙3点を失った。

 0―3で迎えた3回には寺地に与えた死球からピンチを招き、岡には外角低めスライダーを右前適時打、藤岡には高めツーシームを左前適時打とされてあっという間に5失点。

 ブルペン担当の内海投手コーチは「慎重になり過ぎ。際どいところを狙い過ぎてボールになり、取りにいって甘くなった球を打たれている。もう少し大胆に投球してほしい。自分の強みは何なのかをもう一度考えて投球してほしい」と苦言を呈した。

 それでも4回は初回以来となる3者凡退で切り抜け、5回も2死から山本を四球で塁に出したものの無失点、6回も3者凡退に抑えて打線の援護を待った。

 だが、味方打線は相手先発右腕・石川柊に7回まで散発3安打無得点。テンポ良く快投を許して一度も三塁を踏めず、二塁まで進んだのも2回に四球出塁した丸が二盗に成功したのと5回に若林が二塁打を放った場面の2度だけと苦戦を強いられた。

 井上は0―5のまま迎えた7回も3者凡退。4回以降は無安打投球を見せて立ち直ったが、序盤の5失点があまりに痛かった。

 投球内容は7回で打者29人に対して今季最多タイの111球を投げ、5安打5失点。2三振を奪い、2四球&1死球を与え、直球の最速は150キロだった。

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