【巨人・キャベッジ インタビュー】好発進の理由、阿部監督、プライベート、決めポーズ誕生秘話語る

[ 2025年5月20日 05:25 ]

弓引きポーズを決めるキャベッジ(撮影・光山 貴大)
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 巨人の新外国人、トレイ・キャベッジ外野手(28)がスポニチ本紙のインタビューに応じた。オープン戦では結果が出なかったが、開幕戦に来日1号を放つと2戦連発と好発進。左手親指の負傷で一時離脱したが、来日1年目から33試合で打率・277、6本塁打、15打点とけん引。負傷離脱の岡本和真内野手(28)に代わって第93代4番も務めた助っ人の素顔に迫った。(聞き手・青森 正宣)

 ――ここまでの成績をどう捉えているか。
 「ようやく自分のパフォーマンスに自信を持てるようになってきた。求められている役割は打点をたくさん挙げてチームの勝利に貢献すること。今のところはチームの期待に応えられているんじゃないかと思う」
 ――活躍できている要因は?
 「いい準備ができていることに尽きる。来日1年目で初めて対戦する投手ばかりなので、しっかりと相手の研究をして試合に臨んでいる。打撃は阿部監督やウィーラー巡回打撃コーチから、守備は特に松本外野守備兼走塁コーチからいろいろなアドバイスを受けている。ウエートトレーニングに関しては岩垣ストレングス&コンディショニングコーチから、いいアドバイスをもらっている」

 ――10日のヤクルト戦から4番に座る。
 「打順に関係なく、打撃で貢献することを求められている。(11日に)ヒットが出て良かった」

 ――阿部監督の印象は?
 「本当に頼りになるリーダー。現役時代の活躍はよく知っているし、チームを指揮する上で非常にリーダーシップを持っている方。ただ結果に左右されることなく選手一人一人が日々、成長できることを後押ししてくれるリーダーだと思う」

 ――普段はどんな話を。
 「技術はもちろん、家族の話もする。阿部監督が練習で柵越えを連発していたので、冗談で“まだ現役でも十分できるんじゃないか”と言ったこともあった。長いシーズン、監督のために選手として尽くし、同時にいい関係をお互い築いていきたい」

 ――チームの雰囲気は?
 「強い絆で結ばれたチーム。クラブハウスの雰囲気もいい。みんな同じ目標に向かって努力できている」

 ――よく話す選手は?
 「ロッカーの右隣が長野さん、左がヘルナンデス、その横が甲斐さん。その3人とは日頃から仲良くさせてもらっているよ。あとは岡本選手とも相手投手の特徴、打撃について、いろいろ話をさせてもらっている」

 ――ケンジー夫人の存在は?
 「妻は自分にとって最高の伴侶。野球に限らず、私生活でも本当にいろいろ支えてくれて、お互いを高め合える関係。ともに成長していけるパートナーだと思っている」

 ――日本食が好き。
 「うどんを食べに行ったし、焼き肉とお寿司が大好きなので、東京周辺でお店を見つけて行っている。大阪ではお好み焼きも食べて凄くおいしくて気に入ったよ。5月3日の私の誕生日にも妻と寿司を食べた」

 ――観光は?
 「自分も妻も外に出るのが好き。東京周辺の公園にもいくつか行って、特に桜が咲いていた時期は花見にも行った。東京ドームは人工芝で足腰に負担がかかるので、天然芝のあるところに行くのが好き。東京タワーも行ったし、銀座とかショッピングエリアにも繰り出している」

 ――最後にファンへメッセージ。
 「全力を尽くすことを皆さんに約束します。オウエン、ヨロシクオネガイシマス!」

 【取材後記】左手を前方に突き出し弓を引くように右手を引く。キャベッジが本塁打後に右翼守備に就いた際にスタンドのファンに向かって決めるポーズ。陸上男子100メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルトのようなパフォーマンスに、SNSなどで「格好いい」と話題だ。

 「開幕戦で何となくやってみた。2試合目に再び打ってやってみたら、スタンドにいたファンの方が同じように自分に向かってやってくれたんだ。これはもしかしたら、人気が出るんじゃないかなと思った」とニコリ。写真撮影でリクエストするとバシッと決めてくれた。

 決めポーズの名前は「考えておきます」とキャベッジ。ファンの皆さん、いいネーミングがあったら、採用されるかもしれません。(巨人担当・青森 正宣)

 ◇トレイ・キャベッジ 1997年5月3日生まれ、米国テネシー州出身の28歳。グレインジャー高から15年ドラフト4巡目でツインズ入団。23年にエンゼルスでメジャーデビュー。同年は傘下3Aで打率.306、30本塁打、32盗塁でトリプルスリー達成。昨季はアストロズでプレーした。メジャー通算67試合で打率.209、2本塁打、15打点、2盗塁。1メートル88、92キロ。右投げ左打ち。

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