亀山つとむ氏 佐藤輝の一発は魅力だが…軽打もできればもっと恐ろしい打者になる

[ 2025年4月26日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4―1巨人 ( 2025年4月25日    甲子園 )

<神・巨>3回、佐藤輝は3ランを放つ(投手・赤星)(撮影・須田 麻祐子) 
Photo By スポニチ

 【亀山つとむ 視点】目についたのは佐藤輝が本塁打を打った後の打席だ。5回1死一塁で、カウントは2―2。ここで走者・森下はスタートし、佐藤輝は二飛に倒れた。全幅の信頼をされる4番なら、その打席で走者はまず動かない。持ち味と、もろさが出た巨人戦だった。

 ベンチがエンドランを指示したのは、「そんなに振らなくてもいい」というメッセージのようにも見えた。試合の中で強弱をつけて、軽打でも得点につなげる働きができれば、佐藤輝の評価はもっと上がるのだ。

 DeNA戦では2試合連続無安打。「何やってんねん」というところを、ひと振りで取り戻すのは魅力でもあり、凄さだ。3回の8号3ランは芯で捉えたというより、多少こすり気味。それでも本塁打にできるのが佐藤輝という打者だ。

 長いシーズンの中では波もある。悪い期間を短くするためにも、好調の今こそ、高みを目指してほしい。追い込まれた後、少し工夫が出来れば、佐藤輝はもっと恐ろしい打者になる。 (スポニチ本紙評論家)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年4月26日のニュース