日本ハム・伊藤大海 9回2失点で今季初完投&初勝利 自己最多13Kの力投!チームの連敗3で止めた

[ 2025年4月9日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5―2楽天 ( 2025年4月8日    楽天モバイル )

<楽・日>完投勝利を挙げ、ファンの声援に応えて手を振る伊藤(撮影・木村 揚輔)
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 エースの自覚でマウンドへ歩を進めた。2―2の8回を投げ終えた時点で107球。9回に清宮幸の適時二塁打などで3点を勝ち越し、既に勝利投手の権利は得ていた。加藤投手コーチに続投するか否かを問われて、日本ハム・伊藤は迷わず即答した。

 「行く気満々だったので。“行きます”という感じでした」

 最終回を3者凡退で締め、9回4安打2失点で今季初完投&初勝利だ。北海道より気温が高いとはいえ、仙台でのナイターゲーム。松本剛らがネックウオーマーを着用してプレーする中、伊藤は半袖姿で肌寒さを感じさせない自己最多13奪三振の力投でチームを3連敗からの脱出に導いた。

 2回には浅村に手痛い先制2ランを浴び、「またか」と嫌な予感がよぎった。1日の本拠地開幕ソフトバンク戦では5回9安打で黒星発進。だが、この日は違った。自己最速を更新する154キロの直球を軸に3~5回は完全投球と完全に立て直し、新庄監督も「丁寧に9回まで投げられる精神面の良さが出た試合でしたね」と、手放しで褒めた。

 昨オフは後輩の金村を自主トレに誘った。その理由が「もっと時間を有意義に使ってほしかった」からだ。練習は強制せず、唯一伝えたのは午前10時からの練習開始時刻のみ。一日のリズムが変われば行動も変わる。自分の実体験を感じてほしかった。そんなエースとしての精神的な成長が好投につながっている。「この後のゲームが凄く大事」。後輩たちに背中で見せた熱投だった。(清藤 駿太)

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