【楽天 宗山の父・伸吉さん観戦記】塁は最初から“うまくなりたいスイッチ”入っとった

[ 2025年3月30日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天5-4オリックス ( 2025年3月29日    京セラD )

楽天・宗山のプレーを見守る左から父・伸吉さん、姉・楓さん、母・香代さん(撮影・花里 雄太)
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 楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(22)は29日、オリックス戦でプロ初長打となる二塁打を放った。先制の生還を果たしプロ初得点。5年ぶり指揮の三木肇監督(47)の20年11月6日西武戦以来1604日ぶりであり、復帰後初の白星に貢献した。一方でプロ初失策も犯すなど、反省も忘れず。プロとしての道を歩み始めた姿を観戦した父・伸吉さん(50)は、観戦記に息子への思いをつづった。

 最後ヒヤヒヤしましたが、勝てて良かった。開幕戦は切羽詰まった場面で一本出て、今日は失敗も成功も経験して、日々勉強やね。親としては全打席打ってほしいけど、これからも一喜一憂しながら見させてもらいます。

 年末年始に会った時は「とにかくケガをせんように」とだけ伝えました。なんぼ調子良くてもケガしたら意味がない。それと、周りを納得させるためには誰よりも練習するしか方法はない。塁が子供の頃も、よう練習したけど、周りの目は全く気にならんかった。むしろ、こうやったら必ずうまくなるんよって、見てほしいぐらい。ゲームする暇があったら1回でも2回でもバットを振ればええのにと思っとった。

 今、小学生を教えていて一番大事なのは、うまくなりたいという欲をかき立てること。そこのスイッチをどう押すか。塁は最初からスイッチが入っとった。冗談抜きにほっといたら、いつまでもバットを振ってた。その塁と今年の正月、キャッチボールしてスローイングを褒めてもらった。自主トレも外野で球拾いしたけど、もう打球に追いつけんし、バッピも話にならん。

 メディアの皆さんは「20年に1人の遊撃手」と言うけど、今はまだ「ただの遊撃手」。今年一年出続けて、ある程度数字が残れば初めて塁を獲って良かったと思ってもらえるんじゃないですかね。

 45歳まで現役と言っとるけど、その時は73歳。生きてますかね。そこまでやるんやったらサッカーのカズさん、イチローさんみたいになってほしい。あそこまでできるのは日々の節制やから。ワシも塁に勧められて、年末からジムに通って非常に体の調子がいい。引退まで元気で見届けたいね。

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